CHARACTER

2019.02.27 【 2024.07.26 update

黒崎春日

冷静沈着で現実主義未来を読み取る「黒崎春日」冷静沈着で現実主義未来を読み取る「黒崎春日」

黒崎春日&ネイ

プロフィール

旧時間軸では神エレシュキガルの凡ミスにより、本来は不適合な“強欲”の魔人と化した。

兄の神門や世羅の活躍で魔人人格は仮面に封印され、人間に戻る。紆余曲折の末、兄との再会も果たした。

ネイは黒の世界のノスフェラトゥ。墓城と呼ばれる黒の世界唯一の安全圏に引きこもっていた。

漫画・小説から分厚い辞典に至るまで、様々な本を愛する読書家。未来を映す予言書の所持者でもある。

新時間軸に時空跳躍した際、ふたりは記憶を失ったものの、絆は保持。

再会のタイミングはごく最近だったが、まるで旧知の仲であるかのように、すぐさま打ち解けた。

黒崎春日

Name Kasuga Kurosaki
Voice 藤田 茜
Temper 兄想い 泰然自若
Memo 未来が閉ざされていた人物のひとり。
身体の成長が10歳程度で停止していた。
獣刃詩の楔を打ち込まれている。
超絶不器用。
Favorite カスタードプリン
Birth 5.20(牡牛座)13歳 ♀
Size 127cm 3sizeは世羅とほぼ同じ
Job 未就学
Family 母 兄(黒崎神門)
Memory 旧時間軸の記憶消失

ネイ

Name Nei
Voice 小岩井 ことり
Temper 日和見 楽天的
Memo 墓城七姫のひとり。
魔導書ネクロノミコンの現所有者。
読書が大好き。ジャンル問わず。
ゲームやアニメへの造詣が深い。
Favorite スナック菓子
Tribe 黒の世界 ノスフェラトゥ ♀
Memory 旧時間軸の記憶消失

黒崎春日の軌跡

00 東京生まれ。兄は黒崎神門。近所で評判の仲良し兄妹として知られる。
01 両親が離婚し、春日は父親とともに東京へ残留。兄と母親は福岡へ。
ブラックポイント発生。春日10歳前後。
02 東京及び近郊都市はブラックポイントへ飲み込まれ、血に飢えた黒の世界のゼクスが彷徨うようになる。街は破壊の限りを尽くされ、力なき人々は訳も分からぬまま生命を落としてゆく。早々に父親を亡くし天涯孤独となった春日は、遠く離れた兄を強く想うようになる。
03 強烈なリソース症候群により昏倒。意識が遠のいてゆく中、何者かに取り囲まれる気配があった。
04 〝楔を打とう。この子だけは僕らが動かないと救えないだろうから〟
〝デバイスも絆が繋がる前に着けてあげないと、死んじゃうよね?〟
〝まったく。みんな甘いんだから。例外はこれ一度きりだからね!〟
〝解凍は三年後に設定した。誰かが見付けてくれるよう祈ってるよ〟
ブラックポイント発生から1年経過。春日11歳前後。
黒の世界の枢要大罪“傲慢”ルシファーと“強欲”マンモンが赤、青、白、緑の世界に対して全面戦争を宣言。
緑の世界と自衛隊東北方面隊が連携し、福島と群馬・栃木・茨城の境界付近へ防衛線を設置。
ブラックポイント発生から2年経過。春日12歳前後。
神の降臨と帰還。人類に対する憎悪と恐るべき能力を知る機会は訪れなかった。
黒の世界が青の世界勢力圏である静岡・山梨へ侵略。緑の世界と黒の世界が激突する北関東エリアと合わせ、「極限危険地帯」に指定される。
ブラックポイント発生から3年経過。春日13歳前後(B44「邂逅<ワールドリンク>」前後)。
現代世界の英雄として名を馳せる都城出雲が、赤、青、白、緑の世界へ「四世界議会」の締結を打診。黒の世界を討つための同盟提案に対し、赤の世界の三賢哲セーラ、青の世界のアドミニストレータ ポラリス、白の世界の四大天聖ミカエル、緑の世界の八戴龍王 和修吉による調印がなされた。和修吉はその後、議員の座を辞退している。
05 危険極まりない黒の世界のブラックポイント内部で生身の人間が発見されると、墓城七姫 六の姫ネイが予知。
06 上柚木さくらと上柚木八千代を始めとする救出チームが生存者を発見。十二の刃で形作られた結界に護られ、春日はコールドスリープのような状態で眠りについていた。真相はその後も明かされていない。
07 八千代が解呪の呪文を唱えると、結界が消滅。春日は目を覚ました。リソース症候群の症状は消え、外傷ひとつ無い健康体だったが、すぐさまブラックポイントの外へ運び出された。
08 ネイに気付いた瞬間から、何故だか涙が止まらない。
09 移動中の会話から現況を噛み砕いてゆく。
①凶悪な黒の世界のゼクスが、ほか四つの未来世界と現代世界の脅威となっている。
②数少ない例外、心優しい黒の世界のゼクスが身を寄せ合い、レジスタンス活動を行っている。
③三年もの時間が経過している。
④昏倒直前には装着してなかったリング・デバイスがリソース症候群を治したと予想された。
10 黒の世界に反抗するレジスタンス組織「バシリカ・トゥーム」へ迎え入れられる。開祖である伏魔殿アトマスカヤは春日の発見に貢献したネイをお目付け役に任命した。
11 自堕落極まりないネイを叱る毎日。
12 春日を救った要因のひとつであるリング・デバイスは、さくらと八千代の双子姉妹も装着していた。いつどこで手に入れたのか分からないにも関わらず、不思議と違和感がないという。春日も同じ感想を抱いた。
13 春日のリング・デバイス宛に着信が届く。すぐに返答したものの、通話は途絶えてしまった。だが、その一瞬で聞こえた声が兄のものだと確信。
14 一年ほど前にも西日本方面から一瞬だけ無差別通信があり、偶然気付いたさくらが発信者へ返信を試みたものの、通話は成立しなかったという。強烈な黒の世界のリソースがノイズとなり、電波状況が劣悪で携帯電話が繋がらないような状態じゃないかと八千代が付け加えた。
15 双子姉妹は現在の春日と大差のない小学生当時、やはりバシリカ・トゥームに拾われ、レジスタンス・ソルジャーとしての活動を始めていた。両親を喪ったショックから立ち直り、懸命に生きてきたふたりを〝先輩〟と呼び慕うようになる。面倒くさがるネイの尻を叩きながら、ゼクス使いとしての戦い方を教わった。
16 春日の真面目で誠実な人間性を信頼し、アトマスカヤは伏せていた事実を余さず語った。
①黒の世界の枢要大罪討滅がバシリカ・トゥームの最終目標。
②目標を共にする赤青白緑の四世界や現代世界とのやりとりは「懲罰委員会」が仲介している。
③存続と消滅の想いがぶつかり合った結果生じた、脆く危うい新生時空「新時間軸」に全人類が放り込まれた。
④アトマスカヤは「旧時間軸」の記憶を有する稀有な例。そのため、現状は効果的な動きができている。
17 新旧時間軸の概念はいまいち理解できなかったものの、バシリカ・トゥームの最終目標達成には〝可能な限り協力します〟と返した。正式にレジスタンス・ソルジャーとなる。
18 さくらや八千代、そのパートナーゼクスと一緒に過ごす時間が多くなる。綿密な戦術会議(MSK)と称される意味不明な会議にも招集された。
19 四世界議会や懲罰委員会との共同作戦が開始される。聖機艦シンセイバーの到着待ち。
20 懲罰委員会のメンバーでもあるバンシーから千年國の危機が伝えられた。黒の世界の戦力は四世界サミット会場と千年國の襲撃で分散していることとなる。さらにはシンセイバーへの迎撃も始まるはず。いまのうちに初撃を掛けるべきか、予定通り四世界議会の到着を待つべきか、バシリカ・トゥーム内で意見が割れた。春日は慎重派の立場。
21 仲間とともに黒の世界へ打って出る。八千代に依頼され、情緒不安定なさくらに同行。
22 くしゃみ。誰かに感謝された気がした。
23 黒の世界のゼクスたちを打ち倒しながらの行軍中、さくらが我に返る。皆を扇動したと仲間に謝罪したが、すでに引き返すのさえ危険なブラックポイント内部を進んでいたため、作戦は続行となる。
24 枢要大罪“色欲”アスモデウスと接触、交戦開始。彼は多数のライカンスロープを下僕として引き連れていた。
25 相馬とフィーユがバシリカ・トゥーム勢力に加わる。何故かさくらや春日を知っていた。相馬がアスモデウスの注意を引いている隙に、魔導書ネクロノミコンの角で後頭部を強打。無力化に成功するが、ライカンスロープたちの洗脳が解かれることはなく、混戦は続く。
26 黒の世界の親善大使を名乗るイリューダ・オロンドがアトマスカヤとの面会を申し出る。懐疑的ながらも開祖は受け入れ、ライカンスロープの相手をバシリカ・トゥーム軍に託した。相馬の提案を受け、さくらやパートナーゼクスとともにアトマスカヤの守りを固める。
27 皆がイリューダとマルディシオンに注視しているスキを突き、死角からクレプスがアトマスカヤを強襲。ここまでは魔導書ネクロノミコンが予期していた。ここまでは――
 
PT 上柚木さくら+フォスフラム,天王寺大和+クレプス,イリューダ・オロンド+マルディシオン+トネリ・マジョーリ,黒崎春日+ネイ,剣淵相馬+フィーユ,アトマスカヤ

旧時間軸(E38・B43以前)