蝶ヶ崎ほのめの超化学診療所

ほのめ

Illust. 希

[ 2015.04.01 掲載 / 2015.07.24 更新 ]

アタシの名前は蝶ヶ崎ほのめ。
遺伝子工学を専攻する女子大生ゼクス使いですの。
世界平和のために昨日も今日も明日も明後日も活動してますの。
パートナーの “びんが” と一緒に!

[ 2015.07.24 追記 ]
・諸事情によりしばらく日記をさぼりますの。

[ 2015.07.07 追記 ]
・7/7のブログを掲載しました。

LOG

2015.04 / 2015.05 / 2015.06

2015.07.07 vol.16

願い事は何ですの?

 アイツの足取りを追うため、
 アタシとびんがは自衛隊北九州方面隊まで足を運びましたの。

 ですが、最高責任者代理の都城出雲へアイツの行方を問い質していたところで、
 とんでもない事態へ直面してしまいましたわ。

 これまで宮崎県南西部にあった赤の世界のブラックポイントが――

 消失。

 代わりに緑の世界のブラックポイントが出現して、てんやわんやですの。
 混乱に乗じて攻め寄せてきた緑の世界のゼクスたちを追い払い、
 ひとまず当面の騒動は収まったものの……。

 生まれ故郷への帰り道を失ったびんがが、
 すっかり意気消沈してしまいましたの。

ほの女神様に敬礼ッ!(●..●ゞ先日は突然のBPの消失からの御健闘、大変だったと思います。
ところで九州から突然リソース源であるBPが消えたことで頻伽ちゃん含む
赤のゼクス達に悪影響は出てきてますでしょうか?
〓 HN.0031 〓 べぼっぷ@リスっちと24死間戦えますか?

 びんがに関してはアタシがカードデバイスから直接リソースを供給できますの。
 自衛隊北九州方面隊に所属するゼクスたちについても、
 ゼクス使いの自衛隊員がそれなりにいましたし、ひとまず安心でしょうか。

 パートナーのいない野良ゼクスについては、
 さほど数は多くはないだろうとはいえ、厳しい状況だと考えられますの。

 しばらくは緑の世界のブラックポイントから放出されるリソースでも、
 生き長らえることができるかもしれない。あるいはダメかもしれない。
 少なくとも楽観視はできませんわね。

 発見次第、自衛隊北九州方面隊が保護にまわるそうですが。

 さらに、自衛隊北九州方面隊のマイスターさんは、こうも言ってましたの。

「赤の世界のブラックポイント周辺を根城にしていた大型のゼクスたちが、
 ブラックポイントもろとも姿を消してしまったらしい。
 行方は調査中だ」

 ……不愉快ですの。

 ほんの少数の身勝手で、大多数が迷惑を被っている図式が。
 赤の世界のためなんて気持ちはさらさらありませんが、
 野望を打ち砕いてやらないと気が済みませんの。
 アイツが関わっているのなら、なおさら!

 都城出雲からの続報を待つしかないのが、もどかしいですわ。

七夕が近いですけど、ほのめさんやびんがちゃんは短冊に何かお願いごとを書きましたか?
〓 HN.0032 〓 リッカ

 女神のアタシが願い事なんてナンセンスなことはしませんが、
 さっき、びんがが庭先の竹に短冊をつけていたみたいですの。
 気分転換に、ちょっと覗いてみますの。

◆ ◆ ◆ ◆

『ママが無事でいますように。迦陵頻伽』

 本当にお母様のことが好きなんですのね。
 大丈夫。きっと無事ですの。

『ほのめが真人間になりますように。迦陵頻伽』

 余計なお世話ですの!

『みんなが幸せになりますように。迦陵頻伽』

 五つの世界同士で牽制し合うどころか、
 赤の世界ひとつとっても、内部の足並みが揃ってませんの。
 不毛な状況を打破しない限り、平和なんて訪れませんわ。

 いっそ、5つすべての世界をやっつけてしまえば……?
 ……さすがに話が飛躍しすぎですか。

超化学診療所 投稿募集要項

2015.07.02 vol.15

枕崎産の鰹節

ほの女神様を10日も拝めないなんて……よほどお忙しいのだろうか……。
おい猫! 早く戻ってきてほの女神様に手を貸して差し上げろ!
〓 HN.0028 〓 眠れる案山子@ファンデッキ寄りZX&YP

 ようやく猫の手が戻ってきましたの。

「いやはや、世羅ちゃんの母上様のごはんは美味でしたにゃ」
「世羅ちゃんのとこで一生養われるのもアリだったにゃあ」

 アンタたち、雇われの身でありながら、
 業務をさぼった上に鞍替えの相談なんて、いい度胸ですの。

「ほのめちゃんだって、2週間ブログさぼってたのにゃ」

 さぼってたんじゃないですの。
 忙しかったんですの。

「うっそだあ。ほのめ、ここんとこ、なんにもしてなかったし」

 びんがが見てないところで、
 遺伝子工学の研究やらレポート書くのに忙しかったんですの!
 アタシが学生ってこと、忘れてませんの!?

 最近はアイツがめっきり姿を現さないから、
 教授や研究室生たちが、アタシにあれこれ訊いてきますの。
 アタシはアイツの《代役》や《補欠》じゃないってのに!

「ほのめちゃん、なかなか苦労してるんですにゃあ」
「にゃあも慰めてほしいのにゃ! 赤くて大きな怪獣で手一杯だから、
 これ以上はペットを増やせないとママさんに断られてしまったのにゃ。
 ぶれいくはーとにゃあーーーー!」

 美味しいご飯くらいアタシだってつくれますのよ?
 リクエストがあれば、ちゃちゃっと準備しますの。

「あたしもほのめの料理の腕だけは認めてるし」
「びんがちゃんの太鼓判付きにゃら、期待が高まるというものですにゃ」
「だったら、にゃあは最高級の鰹節を使ったねこまんまが食べたいにゃ」


ほのめちゃんの料理の腕や如何に。
〓 HN.0029 〓 ぴくぴくするA-sa-gi 83号

 しょうがない猫どもですわね。
 びんが、備長炭を2〜3本用意してくださいの。

「にゃんと! まさか鰹節をつくるところから始めるのですにゃ!?」
「本格的過ぎて期待値マックスにゃーーーー!」

 いいえ?
 備長炭を原料にねこまんまをつくるんですの。

「…………」
「……よく考えたら、にゃあはいまお腹いっぱいだから、
 ほのめちゃんの手料理はまたの機会にするのにゃ」
「我輩なんて胸もいっぱいですにゃ」

 あらそう?
 残念ですの。

「きっと美味しいのに、もったいない」

 では、いよいよ本題に入りますの。
 倉敷世羅からアイツの弱点に関する情報は得られたんですの?

「あたし、その前に倉敷世羅本人の情報が聞きたいしっ!」
「世羅ちゃんにゃ?」
「心なしか、我輩たちに辛辣な態度が目立った気がしますにゃ」
「なんかされた? こっそり邪悪な笑みを浮かべてたりしなかった?」
「実害はなかったですにゃ」
「にゃあたちに嫌われる理由なんてにゃいから、
 可哀想に、きっとあれは猫アレルギーかなんかだったのにゃ!」
「母上様と会話する世羅ちゃんは、子供らしく微笑ましい限りだったですにゃ」
「なんか聞いてた倉敷世羅のイメージとぜんぜん違うし。う〜ん」

 あんな小娘、どうだっていいですの!
 アイツの! 黒崎神門の情報をプリーズですの!

「弱点なしにゃ」

 は?

「世羅ちゃんいわく “何でもできるすごい人” とのことですにゃ」

 ほかにはなにか、ないんですの!?

「“みかにいはむすっとしててかわいい” って言ってた気がするのにゃ」

 そんな情報いらないですの!
 アンタたち何しに行ったんですの!

「ふっふっふーにゃ。
 ほのめちゃん、にゃーにそんな口をきいていいのかにゃ?」
「弱点ではにゃいですが、吾輩たちはほのめちゃんにとって、
 最有力とも言える情報を聞き出すことに成功したのですにゃ」

 にゃんですって!?

「ほのめちゃんのターゲットは、自衛隊北九州方面隊にいるのにゃ!」

 いつの話してるんですの!
 アイツはとっくの昔に九州を出て、東へ向かってますの!
 その情報、カビが生えてますの!

「にゃんてことにゃ……」
「にゃんということですにゃ……」

 ……いえ、でも。

 びんが、いまから自衛隊北九州方面隊へ乗り込みますの。
 出発地点がそこだとしたら、アイツの最近の動向も把握してるはず。

「いきなり? アポイント取らずに行ったら、どうせ門前払いされるし」

 ま、なんとかなりますの。

 ミケ! ソマリ! アンタたちには特別ボーナスとして、
 枕崎産のカツオをじっくり熟成させた最高級の鰹節を進呈しますわ。
 これからの働きにも期待してますの!

「にゃんと! 有難き幸せですにゃ!」
「よく分かんにゃいけど、ラッキーにゃあ!」

ほのめさん、仮に黒崎さんと遭遇したら、どのようにして撃破するか、ということは既にお考えでしょうか?
まだ考えが纏まっていないのであれば、その手のスペシャリストのローリエさんに、
アドバイスをもらうと良いかと思われます。
〓 HN.0030 〓 ぜつぼーのまじん z2b

 言われてみれば確かに、具体的な部分は考えてませんわ。

 でも、ローリエさんとやらのアドバイスを待ってる時間も惜しいですの。
 アタシはアタシの用事を済ませに行きますから、
 ミケとソマリはその方の元へ、さっそく向かってくださいの!

「ボーナスはずんでくれたから、気持ち良く行ってくるにゃ!」

 ふふふのふ。
 もうすぐ、しっぽをつかんでやりますのよ。
 首を洗って待ってろですの、黒崎神門!

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