スタッフコラム

lead_staff

[ 2016.04.08 掲載 / 2020.10.06 更新 ]

Z/Xスタッフによる制作コラムです。
様々な担当から制作にまつわるよもやま話をお伝えしてゆきます。

   
Z/X制作チーム 01 02 03 04 05 06 07 08
イグニッション久保田 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10
11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22
ゲームデザイナー八ッ塚 01 02 03 04 05
強欲の使者カナコス 01 02 03 04 05 06
みずいろ浮遊霊 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
サンドバッグ山本 01 02 03
営業アラマキアライミネタ 01 02 03 04 05 06 07 08
なるほどナス 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18
モザイク齋藤 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13

[ 2020.10.06 追記 ]
・「ゼクスと空想の庭」を更新しました。

ゼクスと空想の庭

第12回 極麗の話(2020.10.06)

公式サイトとストーリー執筆担当のみずいろ浮遊霊です。
フレーバーテキストはずっと書いていたのですが、ここでは2年ぶりですね。
更新の合間を縫って、ちょっとだけお話しさせてください。

現在、連載中の「極麗の絆」。
初日と2日目のツイートでお伝えした通り、最後まで激重な雰囲気のまま突き進みます。

察しの良い方は昨日公開された「ゼクストリーム@ONLINE 2020.WINTER」通販商品のイラストで気付いたと思いますが、極麗六鳥がテーマのアレが出ます。カードサプライやグッズって感じのテイストではなかったですね。
なんやかんやあって極麗六鳥全員と出会った現代のほのめが、一緒になんやかんやします。

それはさておき。
救われなさ具合で言えば、赤の世界以外も大差ありません。

五つの世界の正体は、「竜が創りし人類をいかに無残に滅ぼすか」をシミュレーションをするため、神々が現代の竜域(エネルゲイア)をコピーしたもの。その、成れの果てです。
そのためZ/Xではタイムパラドックス的な事象が一切発生せず、同一人物が同じ場所に存在できます。
同一人物といいつつ、ある意味別人だからですね。

神々は滅亡へのキーパーソンとして、〝コピー先の世界〟に存在する、黒崎神門(赤・青)、天王寺飛鳥(白・黒)、天王寺大和(白・黒)、百目鬼きさら(緑)に役割を与えました。
担当となった神が満足するまで、彼らを使い、何度も滅亡と再生(リセット)を繰り返しました。ブラックポイントで現代と繋がっている各世界は、いわば「最終更新」の姿です。

始まりの竜の巫女は滅びの運命に対抗するため、〝現代〟に存在する上記4名のほか、倉敷世羅、各務原あづみ、戦斗怜亜、弓弦羽ミサキ、上柚木綾瀬、青葉千歳、剣淵相馬といった極めて運命力の高い者へ助力を乞い、支援しました。
当初は「滅亡へ向かう人類の進化」へ邁進していた各世界の竜の巫女(メイラルなど)も、神々を敵と認識し行く末に疑問を抱いて以降は、少しずつ行動原理が変わっています。自世界の状況が決して芳しいものでないにも関わらず、他世界の心配をするクシュル辺りが顕著な例でしょうか。

結果、現代は神々のシミュレーションになぞらえたような状況には陥っておらず、それどころか、各世界の滅びの運命までも大きく改変されました。
現状を振り返ってみましょう。

赤の世界はほぼ滅亡しています。強者ばかりとはいえ、人口は激減しました。
厳密には最後のひとりが決定する前に、生き残った大半のゼクスが現代へ移動しています。
極麗の絆」に登場する、胡喜媚、緊那羅、迦陵頻伽、シェリーナ、セマルグルも同様です。
少しだけ補足をすると……。

胡喜媚は死を望み、妲己へ戦いを挑みました。
ですが、その望みは受け入れられませんでした。
妲己と胡喜媚の話はどこか別の場所で紹介したいと思います。

緊那羅は宣言通り逃げ回り、なんとか生き延びます。
そして神イナンナへ「ママに会いたい」と懇願しますが……。願いは叶いませんでした。
かなり深刻な状態へ堕とされましたが、神々の討祓により回復しています。

シェリーナは鮮刀子集団へカチ込みました。
惨敗し逃走しますが、怜亜と超の呼びかけにより結成されたマイスターのレジスタンス組織に拾われます。
その縁で現在は自衛隊北九州方面隊に在籍しています。実はほのめや迦陵頻伽とニアミスしていたり。

セマルグルは吹き飛ばされてそのまま、ブラックポイントへ放り込まれます。
ブラックポイント内部を孤独に彷徨い、ようやく抜けた先は九州ではなく北海道でした。
迷子となっている間に迦陵頻伽に先を越され、徳叉迦の秘術に巻き込まれた形です。

セマルグル FT

2年前のコラムでも紹介したフレーバーテキストは、迦陵頻伽が《楽園の鑰匙》として神に囚われたことに加え、この件も揶揄したものでした。〝知らねえよ!〟って感じですね! わかります。
私もついさっき唐突に思い出し〝知らねえよ!〟って気持ちになりました(コラム公開4時間後に追記)。

狂乱したセーラが「暁十天」を駆って暴れ回る戦場を逃げ惑い、共命之鳥と再会。そのままふたりで脱出。
北海道から逃げるように南下を続けた先で、奇跡的に迦陵頻伽と再会しました。
その後、共命之鳥は神門の拠点(討神前線基地)へ向かい、セマルグルはほのめと迦陵頻伽に同行しています。

青の世界はなにもかも機械とデータに置き換わって滅ぶ見込みでした。
……が、怜亜たちがシャスターを破壊したことにより滅亡は回避されました。
さらに神々を利用したソルの一派がネオ・シャスターを通じ、全人類を焼失させようとした事件は記憶に新しいことと思います。ですが、それは次の作戦を実行するまでの時間稼ぎに過ぎず、幻夢郷での最新話へ続いています。

白の世界は穏健派(ミカエル)と急進派(ガブリエル)の全面戦争により滅ぶ見込みでした。
……が、黒の世界の仮面(真祖の嫉妬の仮面)を手にしたガムビエルに滅ぼされるという筋書きに書き換わります。
……が、さらにそれを綾瀬と飛鳥たちが止めたことにより、滅亡は回避されました。

黒の世界は真っ先に滅びそうな世界観ですが、現時点で滅ぶ運命はありません。
なぜなら、神エレシュキガルが「滅ばない黒の世界(稀代)」を引き当てたのを最後に、人類滅亡シミュレーションのリセマラに飽きてしまったからです。
残虐性に欠ける日和見ゼクスの集うエリア「墓城」の存在が象徴的でしょうか。戦いに慣れていないため、アセディアの襲撃に手を焼いていました。世羅、春日、相馬の助太刀により、なんとか収束できた形です。

余談ですが、真祖の七大罪が登場する未来は、すでにバッドエンドへ到達し、リセットされた別時空です。
クレプスのみサタンの能力で前述の「滅ばない黒の世界(稀代)」へ飛ばされ、現代へ漂着しています。

似たような境遇の人物は白の世界にもいます。ミサキですね。こちらはウリエルの能力で飛ばされました。

緑の世界はほぼ滅亡しています。大樹ユグドラシルに侵食され尽くしました。
生命力に長けた者のみ生き残っており、赤の世界に近しい境遇です。プラセクト以外すべてのゼクスが現代へ移動し、過半数がブラックポイントから適度に離れた東北南部の「千年國」周辺で暮らしています。

諸悪の根源たる神々が滅んでしまったため、この先どうなるかは分かりません。
赤の世界や緑の世界にも滅亡を回避するチャンスはあるのでしょうか。
黒の世界には、運命が書き換わった代わりに弱っている青の世界と白の世界と滅ぼそうと目論む一派がいますし、新勢力のク・リトや、その故郷「幻夢郷」で陰謀を巡らせるソルも動き始めました。

さて。「極麗の絆」もあと2回。もう少しだけお付き合いください。
いよいよ今晩7日目は、迦陵頻伽が旅立つ、あの話です。
NF DramaCD 5「冥闇と灼炎の追想曲」のほのめ&迦陵頻伽パートとリンクしています。

……あ。例の画像の左端にあるシルエットは最後まであのままです。
イラストの正式発表はもうちょっとだけ先になりますので、首を長くしてお待ちください。

ではまた!

Z/X制作チームより皆様へ

エラッタのお知らせ(2020.05.18)

皆さん、こんにちは。

今回は新たに4枚のカードに「エラッタ」を施行します。
このエラッタは 2020年5月28日(木) 00:00 から適用されます。

B15-012「緋色の海鳥クリードガネット」
B21-109「ジャック・ベイカー」
B22-100「龍膽と千歳 従容の絆」
E11-011「螺旋の名乗りヘリカルフォート」

【エラッタ】B15-012「緋色の海鳥クリードガネット」
緋色の海鳥クリードガネット
B15-012「緋色の海鳥クリードガネット」
   
修正前 起動スリープ〉あなたのリソースに「軽快笛モーエ」がある場合、スクエアにあるあなたのゼクスを1枚選び、破壊する。破壊したならば、ノーマルスクエアにあるコスト5以下のゼクスを1枚選び、6000ダメージを与える。この能力はこのカードがリソースにある場合にしかプレイできない。
修正後 起動有効リソースコストスリープ効果あなたのリソースに「軽快笛モーエ」がある場合、スクエアにあるあなたのゼクスを1枚選び、破壊する。破壊したならば、ノーマルスクエアにある相手のコスト5以下のゼクスを1枚選び、6000ダメージを与える。ターン終了時まで、あなたは同名の能力をプレイできない。
修正理由 カードバランスの調整を行いました。このエラッタは 2020年5月28日(木) 00:00 より適用されます。

B15-012「緋色の海鳥クリードガネット」は1度の起動能力のプレイによって多くの効果を発揮しますが、特に自分のゼクスを複数枚破壊することが可能な点から様々なデッキに採用され続けています。しかし、我々はこのカードがリブートして複数回起動能力をプレイできる点を危惧しており、それは同時に「リソースをリブートさせる」カードの開発・調整にも多大な影響を与えています。我々は、今後の魅力的なカード開発を行うために今回エラッタを適用しました。

【エラッタ】B21-109「ジャック・ベイカー」
ジャック・ベイカー
B21-109「ジャック・ベイカー」
   
修正前 常在有効スクエア効果スクエアにあるすべての相手のカードのカード名を「家族」にし、あなたのデュナミスにある表向きの「エヴリン」1枚につき、このカードのパワーを+1000する。
自動有効スクエア誘発このカードが登場する。効果あなたのデュナミスに表向きの「エヴリン」がある場合、ノーマルスクエアにある相手のゼクスを1枚選び、トラッシュに置いてよい。
修正後 常在有効自分ターンスクエア効果スクエアにあるすべての相手のカードのカード名を「家族」にし、あなたのデュナミスにある表向きの「エヴリン」1枚につき、このカードのパワーを+1000する。
自動有効スクエア誘発このカードが登場する。効果あなたのデュナミスに表向きの「エヴリン」がある場合、ノーマルスクエアにある相手のゼクスを1枚まで選び、トラッシュに置く。
修正理由 カードバランスの調整を行いました。このエラッタは 2020年5月28日(木) 00:00 より適用されます。

我々は近年、「エンジョイできるカードゲーム」をテーマに掲げ、“ゼクス使い初心者の皆様” や “Z/Xに復帰したゼクス使いの皆様” でもすぐにZ/Xを楽しめるよう、[種族]や「プレイヤー」、「カードの名称」に関連したカードの開発を積極的に行い、これらを集めることで分かりやすく手軽にデッキを構築して遊べる環境づくりを続けています。しかし、この環境に合わせて開発されたカードやデッキに強力に干渉する点が懸念されE02-038、E04-058「Aウィルスハザードのアクターレ」は封神指定されました。

そして、類似した能力を持つB21-109「ジャック・ベイカー」についても「Aウィルスハザードのアクターレ」と同様に、それらのカードやデッキに強力に干渉するケースが多く見られるようになったため、我々は今回エラッタを適用しました。

【エラッタ】B22-100「龍膽と千歳 従容の絆」
龍膽と千歳 従容の絆
B22-100「龍膽と千歳 従容の絆」
   
修正前 イベント効果スクエアにある[ホウライ]を1枚選び、ターン終了時まで、パワーを+2000する。
自動プレイヤー「千歳」有効リソース誘発このカードがリソースに置かれる。効果あなたのリソースに「就義の一閃 龍膽」がある場合、あなたのデッキの上から5枚公開し、その中にある[ホウライ]を2枚まで選び、手札に加える。公開した残りのカードを元に戻し、シャッフルする。
修正後 イベント効果スクエアにある[ホウライ]を1枚選び、ターン終了時まで、パワーを+2000する。
自動プレイヤー千歳有効リソース誘発このカードがリソースに置かれる。効果あなたのリソースに「就義の一閃 龍膽」がある場合、あなたのデッキの上から3枚公開し、その中にある[ホウライ]を1枚まで選び、手札に加える。残りのカードを元に戻し、シャッフルする。
修正理由 カードバランスの調整を行いました。このエラッタは 2020年5月28日(木) 00:00 より適用されます。

B22-100「龍膽と千歳 従容の絆」はデッキを理想的に動かすためのカードを1枚で安定して確保することが可能です。また、激しい手札消費と引き換えに強力な行動(ゼクスの大量展開や連続攻撃)を実行する際も、2枚の[ホウライ]を確保することでサポートします。

しかし、「龍膽と千歳 従容の絆」が登場してから2年以上が経過し、その間に多くの[ホウライ]が登場し続けたことで、このカードのパワーは年々上昇を続けていました。そして、イデアライズシステムの導入により「龍膽と千歳 従容の絆」は今後の[ホウライ]、特に「龍膽」に関連するカードの開発が困難になるほどのカードパワーを持つに至りました。我々は、今後も[ホウライ]や「龍膽」の更なるカード開発を続けていくため、今回エラッタを適用しました。

【エラッタ】E11-011「螺旋の名乗りヘリカルフォート」
ヘリカルフォート
E11-011「螺旋の名乗りヘリカルフォート」
   
修正前 常在スタートカード
起動プレイヤーユイ有効チャージコスト青1スクエアにあるあなたのゼクスを1枚破壊する。効果カードを1枚引く。あなたの手札にある、破壊したゼクスのコスト以下のコストの[ギアドラゴン]を1枚選び、リブートでゼクスのない◎のスクエアに登場させてよい。この能力はあなたのターンにしかプレイできず、1ターンに1回しかプレイできない。
修正後 常在スタートカード
起動プレイヤーユイ有効自分ターン1チャージコスト青1スクエアにあるあなたの青のゼクスを1枚破壊する。効果カードを1枚引く。あなたの手札にある、破壊したゼクスのコスト以下のコストの[ギアドラゴン]を1枚まで選び、リブートでゼクスのない◎のスクエアに登場させる。
修正理由 カードバランスの調整を行いました。このエラッタは 2020年5月28日(木) 00:00 より適用されます。

E11-011「螺旋の名乗りヘリカルフォート」の起動能力のコストは色を指定せず、どんなゼクスも破壊することが可能です。しかし、イデアライズシステム開発当初より、このコスト条件の自由度の高さは多くのイデアライズとの組み合わせが可能であり、それに伴い「ユイ」専用のイデアライズの開発が不可能になるほど多大な影響を与えていました。我々は「螺旋の名乗りヘリカルフォート」の封神指定やエラッタ、「ユイ」専用のイデアライズを開発しない可能性も含めて様々な協議を重ね、今回エラッタを適用しました。

また、エラッタを適用したバージョンの「螺旋の名乗りヘリカルフォート」は、EXパック 第21弾「もえ♡ドラ」に再録カードとして収録されます。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
今後とも、Z/Xをどうぞよろしくお願いします。

2020年5月18日(月)
株式会社ブロッコリー
Z/X制作チーム 一同

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