スタッフコラム

lead_staff

[ 2016.06.20 掲載 / 2017.03.16 更新 ]

Z/Xスタッフによる制作コラムです。
様々な担当から制作にまつわるよもやま話をお伝えしてゆきます。

[ 2017.03.16 追記 ]
・第4回を掲載しました。

ゼクスと空想の庭

第4回 覇神の話 (2017.03.16)

ゼクストリームおつかれさまでした!
公式サイトとストーリー執筆担当のみずいろ浮遊霊です。

都城出雲の復活について、正式にお知らせすることができました。
出雲を復活させる “神ではない何者か” とは誰なのでしょうね?
結果反映の時期が訪れるまでの期間、パートナーゼクスであるガーンデーヴァの動きにもご注目ください。

主人公たちが一致団結して覇神ギルガメシュを破り、四大天使ウリエルA.T.が神々を神域の彼方へ封じた件は、次弾から始まる新章「運命廻放編」に大きな影響を及ぼしています。

仮にギルガメシュが倒されなかった場合は、人類が滅亡に瀕するばかりか、本来ならとっくに締め切りを過ぎているこの時期にフレーバーテキストの大幅見直しをすることになっていました。

紛れも無く、皆様は未来を救ったのです!

話がそれました。
いくつか影響の具体例をあげてみましょう。

影響その1:神の勢力衰退

神々の大半は神域の彼方にある神の世界《楽園》へ封じられます。
四大天使ウリエルA.T.があちら側から出入口の扉を閉じてしまったイメージで結構です。

ティアマト
P19-103「教唆の『命慟』ティアマト」
Illust. Bou

白の世界にしてやられたわね。ナナヤ、イシュタル、あなたたちはどうしたい?
〜教唆の『命慟』ティアマト〜

一方、こちら側へ残った数名の神々は、最高位の神アヌの孫であるナナヤを筆頭に、暗躍を続けます。
人類の願いを叶え、その魂を焼失させる従来のやり口とは異なるアプローチで、人類を追い込もうとするようです。

いずれにせよ、当面は神々の人類に対する影響力が弱まります。
その事実を裏付けるものとして、新規のティアマトは青1色になってしまいました。
負の心に捕われた《叶えし者(キラツ)》たちも、ゆるやかに回復していくことでしょう。

影響その2:賜わりし者の出現

メインクーン
P19-027「神憑る猫の手メインクーン」
Illust. こもわた遙華

ギルガメシュが消滅する際にばらまかれた《覇神の欠片》が全世界に降り注ぎました。
そのうち、ひときわ大きな欠片に心臓を貫かれた幸運な(?)若干名が、神に近しい状態となっています。
彼らは《賜わりし者(プリュツ)》と呼ばれる存在で、神に力を授かった《叶えし者(キラツ)》とは似て非なるものです。

PULUHTU

《叶えし者(キラツ)》と大きく異なるのは、精神状態に変化がない点です。
ちなみに「祝福の蒼空」時点においてはメインクーンに加え――

ガムビエル
B20-104「列神天使ガムビエル」
Illust. 土屋彼某

宝石かと思えば、神が砕け散った破片だったとはね〜。いよいよ僕の時代かな?
〜列神天使ガムビエル〜

ガムビエル、

ヴェスパローゼ
B20-106「神辣蜂姫 魔針のヴェスパローゼ」
Illust. 柴乃櫂人

幸か不幸か神の力を拾ったからには、イシュタルとの関係も白紙かしら。
〜神辣蜂姫 魔針のヴェスパローゼ〜

ヴェスパローゼ、以上3人(匹)のゼクスが《賜わりし者(プリュツ)》となっています。

さらに、経緯は異なりますが、各務原あづみも死灰による焼失を免れ誕生した《賜わりし者(プリュツ)》です。
神の異能力《共振崩壊》が残っていることにもいずれ気付きますが、いまのあづみなら心配無用でしょう。

あづみ白青
P20-005「各務原あづみ」
Illust. 藤真拓哉

お気づきの方もいたと思いますが、破神戦時点のあづみは白髪でした。
その後、まるでどこかの保健医のごとき過保護者監視のもと休養を取り、「祝福の蒼空」時点では青髪に戻ります。
病に倒れる以前の髪は薄茶色だったようですが、もう元通りにはならないようです。

影響その3:青の世界革命戦

破神戦が行われている裏で、青の世界ではアドミニストレータ カノープスを筆頭とした革命軍が蜂起し、アドミニストレータ ベガ率いる治安維持部隊との戦闘が激化しています。

イオ
B20-106「若きシティカード イオ」
Illust. pondel

暴動鎮圧の任務ばっかり。青の世界はどうなるんだろう、不安だなぁ……。
~若きシティガード イオ~

アルセニック
B20-021「鎮圧合体アルセニック」
Illust. イーベル

革命軍が動き出してクソ忙しい時に、仲間たちはどこへ行ったんだ!?
〜鎮圧合体アルセニック〜

緑の世界のリーファーたちが音頭を取る《破神祭》に浮かれた雰囲気の中、青の世界だけピリピリした雰囲気。
メタルフォートレスの多くは防衛の指令がくだる前に祭へ出かけてしまったようですが、メタルフォートレスを管轄するのは誰あろう革命軍のカノープス。
どうやらその辺りも作戦のうちのようです。

影響その4:白の世界の最高権力者が交代

もともと滅多に表舞台へ出てこなかった人物ではありますが、四大天使ウリエルA.T.が姿を消したことで、四大天使ガブリエルが正式に白の世界の最高権力者として君臨します。
同じく四大天使であるミカエルS.K.との仲の悪さはたびたび語られるほどですし、波乱は必至です。

ナカザニエ
B20-106「懲罰の天使ナカザニエ」
Illust. ピスケ

ガブリエルを王に据え、終末天使が四大天使と成る。ミカエル……貴様は死ね。
~懲罰の天使ナカザニエ~

なりを潜めていたガムビエルや終末天使一派はかなりの勢力となっており、いよいよ活動を開始します。
破神戦の後、ガムビエルを強く意識している上柚木綾瀬は、白の世界の終末暗黒勢を相手にどう戦うのでしょう?

あまり言及すると「祝福の蒼空」よりも先の話になってしまうため、この辺りで留めておきます。

ドラマCDオーディション

話は変わりますが、2017年4月27日(木) に発売される、ブースターパック 運命廻放編「祝福の蒼空」のBOXにはアンケート用紙が封入されており「好きなキャラクター」項目の上位5名がドラマCDへ出演することになりました。
目標としては5人まとめて同じCDに出演させたいところですが……。
NF(ノンフィクション)なら無理でも、NC(なんちゃって)ならいけるかも……?

今回は上位5キャラクターが確定した後のキャスティングについて、いくつか補足しておきます。

・すでにドラマCDへの出演歴がある場合は、そのままのキャスティングでいきます。
・アニメ出演実績がありドラマCD未出演の場合は、なるべく、アニメのキャスティングに沿います。
・いずれも未出演の場合は、なるべく、これまでにZ/Xで起用したことのない声優さんからキャスティングします。

応募者にはもれなく、7月発売のブースターパック 運命廻放編「第2章(仮)」に収録されるカードのホロ版をプレゼントするほか、応募された中から完全ランダムで選出された5キャラクターに上位5キャラクターを加えた計10キャラクターを、今後の製品にパワーアップ収録する予定もあります。

アンケートハガキを手に入れた際は、どうぞお気軽にお申し込みください。

ではまた!

ブースターパック 運命廻放編「祝福の蒼空」

第3回 プレイヤーの話 (2017.01.30)

公式サイトとストーリー執筆担当のみずいろ浮遊霊です。
つらいお話を世に放った先週は胃と良心が痛みました……。

さて、真神降臨編の最終章にあたる「覇神を穿つ者」が発売されたのを受け、
物語的にはプレイヤーキャラクター20人中18人が、神もしくは竜陣営に加担しています。

それぞれの所属や変遷を振り返ってみましょう。

神陣営

出雲

ガーンデーヴァとともにナナヤの「叶えし者」となる。

出雲は異能力《断罪ノ刃》を得るも、能力を行使することなく宿敵の神門をかばう形で死亡。
現時点でガーンデーヴァの動向は不明。

あづみ

リゲルとともにマルドゥクの「叶えし者」となる。

あづみは異能力《共振崩壊》を乱発し、青の世界の破壊活動を行うが、力を使い果たしてしまった。

その後、タイプイレブンの助力で記憶を取り戻したリゲルが、絆の力でがマルドゥクを打倒。
あづみともども神の眷属からは外れたものの、もともと病を患っていたことに加え極度の疲労、
さらに大量の死灰を浴びた影響で深度が限界まで上昇したあづみは、死を待つだけの状態に陥っている。

さくら

フォスフラムとともにスドの「叶えし者」となる(フォスフラムはアヌの眷属となった時期もある)。

さくらは異能力《光風霽月》で親しい者の心が読めるようになり、
綾瀬から八千代の近況とサタンの存在を察知。

一方、フォスフラムは強い心で幾度となく神へ挑戦したが、最終的には屈服してしまった。
しかしながら、四大天使ミカエルを終末天使サンダルフォンの封印から解放する功績を残している。

大和

クレプスがエレシュキガルの「叶えし者」となる。
大和はクレプスとの絆が弱く影響を受けなかったが、彼女の願いにより暗黒面を増幅された。

結果、エレシュキガルの右腕とクレプスの生命を糧にサタン化。

きさら

きさらがイシュタルの「叶えし者」となり知能を向上される。
ヴェスパローゼはきさらとの絆が弱く影響を受けなかったが、代わりにシャマシュの「叶えし者」となる。

紅姫の魂(千歳)の消去を願ったが、シャマシュが龍膽に敗北したことにより契約を破棄。
ヴェスパローゼのみ神の眷属から外れたものの、イシュタルとの関係を密にしている。

また、きさらが緑の世界の成り立ちに深く関わるリンドヴルム協会の開祖となり得る存在と判明した。

※千歳・龍膽とシャマシュのバトルは NF DramaCD 10「紅姫哀詩」にて語られています。

竜陣営(五世界)

世羅 超 ミサキ 綾瀬 千歳

神域から飛来し各世界や現代を荒らし回る邪竜を討伐するため、それぞれの世界の竜の巫女が、
世羅、超、ミサキ、綾瀬、千歳とそのパートナーゼクスへ力を授けた。

怜亜 七尾

超が邪竜を圧倒的パワーで屠る様子を確認し、
青の竜の巫女ユイは怜亜と七尾、そのパートナーゼクスにも力を授けた。

※怜亜のプレイヤーカード覚醒verは存在しません。

イリューダ

黒の竜の巫女バラハラの仕業。
彼女は混沌を楽しむため “パートナーゼクスのみ” へ密かに力を授けた。
イリューダはマルディシオンとコミュニケーションが取れないため、相棒の変化に気づかず。

紗那

大樹との親和性の高い種族であるリーファーを目にかけている緑の竜の巫女クシュルは、
紗那のパートナーゼクスである、ユーディ、ポピー、カーネーションの3人にも力を授けた。
そのゼクス使いである紗那とはなんとなく関わり合いになりたくなかったため、スルー。

竜の巫女(名無し)

神門 飛鳥 八千代 相馬

直近のショートストーリーほか、
2017年3月12日開催のゼクストリーム内「英雄達の戦記X破神編」にて言及。

無所属

ほのめ ニーナ

残された完全無所属は、ほのめとニーナのふたりですが、いずれも神や竜に無関係とはならない予定です。
予断を許さない状態のあづみも含め、彼女たちの今後をぜひ想像してみてください。

真神降臨編もいよいよ佳境を迎え、直近のショートストーリーでは衝撃を受けた方も多いと思います。
制作側からこう言うのはネタバラシのようで控えたかったのですが、現時点が物語の「転機」です。
受け身に回ることの多かった主人公たちが、自ら判断し、能動的に活躍する機会が増えていくことでしょう。

一見すると退場に思える人物についても、永久追放はしません。
とはいえ “死亡した事実” を軽く扱うつもりもありません。
どんな形になるかはお伝え出来ませんが、再会を信じてお待ちください。

神に関しても同様で、春商品の「B20」以降も引き続き “なんらかの形” で物語に関わります。
その “なんらかの形” を決するのが、前述の「英雄達の戦記X破神編」という位置づけです。
竜の巫女の加護を受けた人類は、果たして神にとってどの程度の脅威となるのか――

そんなゼクストリームについては、2017年2月2日に初報をお伝えできそうですよ!

ではまた!

ショートストーリー

第2回 HSの話 (2016.11.14)

お久しぶりです。
公式サイトとストーリー執筆担当の、みずいろ浮遊霊です。

対戦結果がストーリーに影響を与える「英雄達の戦記」。
ご存じですか? ご存知ですよね!? なんやかんやで、すでに50回ほど行われています。
こうも続くと結果反映っぷりが分かりにくい回など、客観的に消化不良のものも散見されてきました。
いくつかピックアップしつつ解説してみましょう。

ストーリー担当による言い訳のコーナー、開幕です!

英雄達の戦記6 第4話 「その輝きは700光年の彼方」

記憶を失い冷徹に殲滅戦を行うリゲルたちと、迎え撃つ月下香たちのバトルでした。
青の世界と緑の世界どちらが勝利したかにより、対応する竜の巫女にスポットが当たるという触れ込みです。

その輝きは700光年の彼方
B14-100「その輝きは700光年の彼方」
Illust. BISAI/工画堂スタジオ

反映カードのイラストには、クシュルがメインに描かれました。
が、その後のストーリーでの出番は、ユイと比べて特に増えていません。

強いて言うなら、NC DramaCD 2「ドラミコクインテット」内で彼女がセンターボーカルに収まったのですが、あれは “なんちゃって時空” での出来事なので、ノーカウントでしょう。
CDの発売日がイベント開催日の直後ということもあり、到底、英雄達の戦記の結果反映とは言えませんし。

種明かしをしましょう。
用意していた分岐は「ユイもしくはクシュルが新規イラストとなったイベントカードがつくられる」でした。
青のサポートカードと緑のサポートカード、どちらをお望みでしょうか? と皆様へ問いかけたかったのです。

結果は月下香たちの勝利。
閉会式で、司会のイグニッション久保田は「クシュルの出番が増えます!」と宣言しました。
これは「緑の世界が勝利したので、クシュルがカードになって活躍するよ!」という意味合いでした。

しかし、のちに「クシュルがストーリー上で活躍することになった」と解釈されているのを確認。
ああ……確かにそう受け取られても文句言えません。

もともとのストーリー反映は、類似シチュエーションである英雄達の戦記2「小さな守護者」のリベンジを青の世界が果たせるかという点と、あづみに対する青の世界の評価が変わる点のふたつ。
とはいえ、誤解されてしまったからにはクシュルの活躍についてもなんとかできないかと、しばらく考えてはみたものの……5色の竜の巫女の扱いに明確な差を設けることは様々な理由で難しく、現在でも特にクシュル(緑の世界)優勢とはなっていません。

降参です。
どうか時効ということでお赦しくださいませ。なにとぞ。

英雄達の戦記8 第1話 「断罪を待つ銃口」

神門を殺す権利をかけた、大和と出雲の対決でした。結果は大和が大勝し、出雲を下しています。
ですが、近頃のストーリーでは神門になにかをやらかしそうなのは、どう見ても出雲。
大和は自分自身がそれどころじゃない状況です。

守る者の意地
B17-080「守る者の意地」
Illust. 桐島サトシ

これについては、ほかの英雄達の戦記の結果などとの兼ね合いで、大幅な回り道をしている最中となります。
長い目で見守ってくださると助かります。

英雄達の戦記8 第3話 「蒼の矢黒の矢紅の矢」

青の世界から追われる身となった、怜亜、超、七尾をアステリズムが追撃するという内容でした。
投票形式で「主人公」vs「アステリズム」とするだけでは間違いなく主人公が勝利してしまうため、普段よりも詳細な分岐内容を明示しています。

A展開は、主人公側が勝利するものの、ローレンシウム破壊。マーメイドと出会う。しばらく現状維持。
B展開は、主人公側が敗北し、超と七尾が捕らわれ、怜亜に希望を託す。物語の方向性が大きく変わる。

一応、どちらにもメリット・デメリットはあるのですが……。

偉大なる正義の
B17-027「偉大なる正義の頭脳」,B17-034「偉大なる正義の精神」
Illust. 吉岡英嗣

結果はA展開。ローレンシウムが破壊されるとしても、やっぱり主人公が勝利する方に入れちゃいますよね!
後にも何度か「主人公」vs「敵ゼクス」の構図にはチャレンジしましたが、どう試行錯誤しても主人公が勝ってしまうのでした。

それを打開する方法が「主人公」vs「主人公」の構図。
しかしながら、それだと単なる人気投票の側面が強くなるため、できればやりたくないのです……。
なので、少しでも主人公敗北分岐に “興味を持ってくれそうな展開” を設けつつ、票をバラけさせようと目論んでいたのです……。

最近、諦めました。

しばらくは「主人公」vs「主人公」の構図あるいは、運命改変ミッション制がメインになると思います。
参加者を強制的にチーム分けし、対戦数がそのままポイントになる方式だった最初期が懐かしいです!
あれはあれで、好きな方を応援できない問題などあったんですけどね。

余談ですが、A展開となった後で3人に対する追手が途絶えているのは、治安維持部隊があづみや再蜂起したマーメイドの鎮圧に手一杯だからです。
その「あづみの一件」もひと段落しましたので、青の世界の物語は大きく動かせそうです。

仮にB展開となっていた場合は、いまごろ七尾が神に願いを捧げ、覚醒どころじゃなかったことでしょう。

英雄達の戦記9 第2話 「終末の訪れ」

終末天使たちに襲われたミサキを、他世界のゼクス使いである超と七尾が助太刀するかどうかの分岐でした。
先述の「蒼の矢黒の矢紅の矢」でローレンシウムが破壊され、怜亜が動けない状況だからこそ発生した展開です。

可能性はすでに潰えていますので、ハッキリ言ってしまいましょう。

未曾有の大難ベルゼブブ
P11-002「未曾有の大難ベルゼブブ」
Illust. 安達洋介/工画堂スタジオ

画像はまったく関係のないイメージです。

超と七尾がミサキを見捨てた場合、彼女は連れ去られた先でガムビエルの手先、つまり暗黒騎士となる予定でした。
明言するかどうかを直前まで迷っていたのですが、もし事前に分かっていたら、みなさんはどちらを選びましたか?
Z/Xのプレーヤー諸氏は平和を望む方が多いので、よりはっきりと差が開いただけかもしれませんが。

一方、選択された展開であるミサキを助太刀した場合のオプションには、パワーアップしたシンクロトロンの作成というものもありました。
七尾の精神的な成長を受け、次弾「覇神を穿つ者」で新たなシンクロトロンが登場します。
ですので、ミサキを見捨てていた場合はプレイヤーの七尾もろとも「覇神を穿つ者」には収録されず、怜亜あたりがその位置にハマっていたはずです。

紅蓮焦刃シンクロトロン
「紅蓮焦刃シンクロトロン」
Illust. 吉岡英嗣

そして、ここ半年ほどのパートナーゼクス収録の流れを踏まえると……。

はい! さすがにまだ先の話です。
これ以上は怒られてしまいますので、次にいきましょう!

英雄達の戦記8 第5の2話「義によって助太刀いたす」

なぜ素直に「第7話」としなかったのか、別の意味で謎の残る回です。

ブレイバーを根絶やしにしたい三博士倉敷世羅と、敵だろうと困ってる人は見過ごせない青葉千歳の対決でした。
赤の世界と緑の世界のブラックポイントが入れ替わっている当時のストーリー分岐です。
結果は、世羅と暁十天の勝利。完成したイラストがこちら!

翠竜の双牙 龍膽
B18-086「翠竜の双牙 龍膽」
Illust. 竜徹

……どう見ても、敗けた龍膽です。
それもそのはず。実は「覚醒する希望」開発最初期に予定されていた結果反映カードはこちらでした。

岩竜の焔爪
B18-020「岩竜の焔爪」
Illust. K2商会

イベントカード「岩竜の焔爪」です。
暁十天に特化したテキストを持っています。

ですが、開発中に類似の役割を果たすイベントカードがほかの色にも設けられることになったため、代わりに「翠竜の双牙 龍膽」を英雄達の戦記のシチュエーションを表す結果反映カードという扱いにしたのでした。
しかしながら……スタッフ的にも釈然としない気持ちが残ってしまい、もう1枚追加でつくる運びとなったのです。

義によって助太刀いたす!
「義によって助太刀いたす!」
Illust. 丸山類/工画堂スタジオ

タイトル通りの「義によって助太刀いたす!」というイベントカードのイラストです。
暁十天がいままさに、ふたりのホウライを始末する直前!
テキスト詳細についてはもう少々お待ちいただきますが、暁十天と倉敷世羅を参照します。

ウェイカーについて

英雄達の戦記から脱線しますが、龍膽の話ついでに「覚醒する希望」の紗那を除く5人の主人公について補足します。
世羅、ミサキ、綾瀬の3人はパートナーゼクスとともに覚醒しましたが、ふたりほど扱いの異なる人物がいます。

すでに発表されている通り、千歳のパートナーゼクスである龍膽は「覚醒する希望」ではなく、NF DramaCD 10「紅姫哀詩」にウェイカーverを収録します。
覚醒した龍膽が活躍する物語となっているためです。

破神剣聖 龍膽
P18-016「破神剣聖 龍膽」
Illust. 竜徹

脱線からの余談で恐縮ですが、このイラスト、千歳は紗那のドレスを着ています。
千歳は紗那のドレスを着ています。そんな内容です。

千歳&龍膽が解決したところで、残るはひとり。

相棒にさっぱり変化のなかった雷鳥超ですが……。
そう遠くないうちに、皆様が納得できるような理由が判明するはずです。
お待たせしている分、ただ単に「ウェイカーverが出るわけではない」とだけお伝えしておきます。

◆ ◆ ◆ ◆

最後に!

Z/Xの登場人物にはそれぞれの世界の成り立ちになぞらえた、ある程度の「既定路線」が設定されています。
英雄達の戦記の結果は重要ですが、それだけが作用して、現在の状況となっているわけではないことをご承知ください。

そんな中、異例の出世?を遂げているのは上柚木八千代でしょうか。
彼女は英雄達の戦記のみならず皆様の熱い応援があり、かなり「既定路線」の立ち位置から改善されています。
妹の上柚木さくらがそのあおりを受けている節はありますが、その運命改変力があれば、ふたりが笑い合える未来が訪れるかもしれません。

以上、余計なことを話しすぎて後が怖い、みずいろ浮遊霊でした。

おもな登場人物
英雄達の軌跡
ショートストーリー

第1回 裏切りの話 (2016.06.20)

初めまして、バックストーリーの構築を担当している、みずいろ浮遊霊です。
名前に深い意味はなく、好きな色と属性です。でも、まだZ/Xにはいないんですよね……。
桜街紗那が霊体になってくれれば大体ストライクなんですが。困ったものです。

皆様に関わりのある部分では、フレーバーテキストの大半を執筆しているほか、物語の原案をショートストーリーの形に書き起こしたり、このZ/X公式サイトの更新なども行っています。
もともとは宣伝部署にいたのですが、Z/X公式サイトの更新に関わるうちに、気がつけばカード制作部署に異動していました。

最初期
2012年7月20日のZ/X公式サイト

おかげさまでZ/Xも5年目に突入し、弾数を重ねるうちに公式サイトの情報量は膨大になっています。
さりとて古い情報を片っ端から消していくわけにもいかず、必要な情報を探しにくいというのが実情です。

そこで、6月に入ってから告知の方法を大幅に変更しました。なんとなく気づいていた方もいるかもしれません。
現在はわざわざ公式サイトを確認せずとも、Twitterの告知だけで「最新情報」の「主要部分」を把握できる形式にしています。カード画像の投下などですね。

すでにフォローしていただいている方が大半かと思いますが、様式美としていちおう置いておきます!

もちろんTwitterだけでは限界がありますので、新規情報の詳細を知りたい方や過去に告知した情報のリマインドをしたい方、このコラムのような文字情報メインのコンテンツは、従来通り公式サイトをご活用いただけると幸いです。

それでは!
本題のストーリーの話に移りましょう。

20人のプレイヤー

主人公
Illust. 安達洋介/工画堂スタジオ,狗神煌,吟,桐島サトシ,小林智美,藤真拓哉,
堀愛里/株式会社日本一ソフトウェア,碧風羽,山田J太,竜徹

Z/Xには10人の「主人公」と呼ばれるプレイヤー(ゼクス使い)が存在します。
その一方で、Z/Xには基本種族が20存在します。新規追加されたディンギルはひとまず置いておきましょう。
10人の主人公はそれぞれ異なる種族と紐付けられたため、選ばれなかった残り10種族はサブ種族という雰囲気が初期のZ/Xに漂っていました。

重要人物
Illust. かわく,匈歌ハトリ,柴乃櫂人,にもし,希,萩谷薫,べっかんこう,山田J太,和錆
ART DIRECTION 協力:工画堂スタジオ

状況を悲しんだ皆様から強い要望が寄せられたことを受け、いまでは主人公のほかに「重要人物」として10人のプレイヤーが追加され、最終的に総勢20名となりました。
物語の脇役として最初から組み込まれていた人物がプレイヤーに昇華した形もあれば、当時の潮流に合わせて新たに迎え入れられたプレイヤーもいます。
内訳をバラすのはさすがに野暮なので、よしておきましょう。

ただ、重要人物10人が追加されたからといって綺麗に20種族に分配されたわけではありません。
メタルフォートレスとプレデターに偏ってしまっているのは、それこそ「ストーリー上の都合」です。

パートナーかぶり
Illust. 吟,にもし/工画堂スタジオ,山田J太

雷鳥超は戦斗怜亜のライバルであるため、上柚木八千代は上柚木綾瀬へ憧れていることを受け、同種族の担当となりました。
明確なサポートプレイヤーが存在せず割りを食ってしまった残り2種族については、別のアプローチからのバックアップを考えています。

そして、主人公と重要人物という区分けこそしていますが、彼らのウェイトバランスについてはあまり差をつけていません。
後から登場した重要人物10人が遅れて来た分やや目立っているものの、今後は徐々に初期の主人公10人にスポットライトを当てていく予定です。
現在あまり動きの見られないプレイヤーも活躍の場を設けますので、それぞれのファンの方はしばらくお待ち下さい。

神への依存

裏事情ばかり明かされても困惑してしまうでしょうし、話題を変えて、最新弾付近の背景について触れておきます。

真神降臨編「裏切りの連鎖」では5人のプレイヤーとそのパートナーゼクスが、神の陣営についています。
公開済みの設定に神への依存度を表す「深度」というものがあり、これはゲーム内の新能力「◯◯LvX」と密接に結びついています。
個々のゼクスに関しては本来の性格に起因する個人差こそあれ「ゼクスの深度≒◯◯LvX」でおおよそ間違いはありませんが、パートナーゼクスに関しては少し違います。

明言してしまうと「プレイヤーの深度とパートナーゼクスの深度の平均値≒◯◯LvX」です。
もっと分かりやすく言えばプレイヤーとパートナーゼクスは「一蓮托生」ということです。パートナーですから!
具体例を挙げてみましょう。

きさら&ヴェスパローゼ
Illust. 柴乃櫂人

四皇蟲 隷梏女王ヴェスパローゼ

クリックで詳細を表示します

大樹ユグドラシルの忠実な尖兵であり、神を利用しているヴェスパローゼは「深度ゼロ」。
ヴェスパローゼにそそのかされ、神に力を願った百目鬼きさらは「深度I」
平均して「ディンギルLv1」に留まっています。

※補足:その後のストーリーでヴェスパローゼも神に願いを捧げ「深度I」となっています。

あづみ&リゲル
Illust. 藤真拓哉

絶望の淵に立たされ神にすがった各務原あづみは最初から「深度III」となかなか深刻な状態。
逆にリゲルは将来的に神へ悪感情を抱くことになるため「深度マイナス」、平均して「ディンギルLv1」としています。
真神降臨編「神域との邂逅」のショートストーリーで明かされた、アドミニストレータ ポラリスとオリジナルXIII Type.XIの直近の動きをご存知の方は、うっすら展開を読めるのではないでしょうか。

少し話がそれます。
明日、6月21日(火) 発売のVジャンプ誌上で、彼女は「神域の機人リゲル」という開発ネームで掲載されています。
製品版では「フラガマキナ リゲル」という名前に変更となりました。なにやら聞きなれない単語です。
どうやらネーミングを担当しているモザイク齋藤曰く「天罰」と「機械」の意味を持つ言葉を組み合わせた造語なのだそう。

さくら&フォスフラム
Illust. にもし/工画堂スタジオ,真時未砂

福音の顕現者フォスフラム

クリックで詳細を表示します

こうなると、気になるのは「ディンギルLv3」のフォスフラムでしょうか。

姉・八千代の生き様を心配するものの、手を差し伸べる資格がないと心を痛めていた上柚木さくらは「深度II」
それがなぜ「ディンギルLv3」になってしまったのでしょうか。
実はフォスフラムもさくらとはまた別の、異なる願いを神に捧げているのです。
しかも、かなりヘビーな内容です。

吹き抜ける『高潔』スド

クリックで詳細を表示します

真神降臨編「神域との邂逅」でディンギルのスドが意味深なことを言っています。
真面目で堅物なフォスフラムは「本来の主」の現状について思い詰めてしまい、結果的に「深度III」の状態となってしまいました。
都城出雲と天王寺大和の事情も含め、この辺りは先のストーリーで徐々に明かされていきますので、お楽しみに!

ガーンデーヴァのテキスト

余談ですが、深度の表現においては汎用の「ディンギルLvX」ではなく、上記のように神の名を冠した「ナナヤLvX」などとなっている場合もあります。
これは神全般への依存ではなく、その名前の神個人との繋がりが特に強いことを示しています。
該当するものを見かけたら、ぜひ両者の関係を想像してみてください。

◆ ◆ ◆ ◆

Z/Xは20人のプレイヤーたちに加え、各世界の代表者たちも個別の物語を抱える群像劇の体裁を取っています。
ですが、年に数回しか発売されない商品だけでは物語がなかなか進まず途切れがちとなり、全容を把握し辛いというのが現実です。担当としては申し訳なく感じています。

ブースターパックやスターターデッキの発売に合わせて公開している「ショートストーリー」と、プレイヤーごとの足跡をまとめた「◯◯の軌跡」の確認により大枠はつかめますので、ご興味のある方はぜひご一読ください。
合間を埋めるエクストラストーリーとしては、ドラマCDシリーズのジャケット裏にある短編もおすすめです。

ではまた、次の機会にお会いしましょう!

……最後に!

スターターデッキ「純白の双翼」は今週木曜、6月23日発売です!!

スターターデッキ「純白の双翼」
ブースターパック 真神降臨編「裏切りの連鎖」
おもな登場人物
ショートストーリー

ページトップへ