スタッフコラム

lead_staff

[ 2016.06.20 掲載 / 2017.09.14 更新 ]

Z/Xスタッフによる制作コラムです。
様々な担当から制作にまつわるよもやま話をお伝えしてゆきます。

[ 2017.09.14 追記 ]
・第8回を掲載しました。

ゼクスと空想の庭

第8回 Y.T.'Sキッチンの話 (2017.09.14)

公式サイトとストーリー執筆担当のみずいろ浮遊霊です。

大和
「天王寺大和」
Illust. 桐島サトシ

天王寺大和――

誰よりも家族を愛するが、報われない宿命を背負う悲運の暗殺者。
直近のストーリーでは絶望の果てに魔人サタンと成ってしまいました。

突然ですが、彼は一流の傭兵出身でありながら、何故かシェフとしてもパティシエとしても超一流の腕を持っていて、好物はカレーライス(ちくわ入り)です。

……なのですが、ほとんどこの設定を活かせないまま6年が経過。
各務原あづみのカレー好きイメージが先に定着したこともあり(正式な彼女の好物はコーンスープやシチューなど「温かい食べ物」全般)、“大和のカレー好きは死に設定” と個人的には半ば諦めていました。

そこへ来て、カレーコラボの企画が浮上。
当初はイメージキャラクターにあづみを起用する話もありましたが、私の中ではカレーといえば大和!
苦労の末、なんとか関係者を言いくるめることに成功しました。まさに逆襲のカレー!

こうなったら「何故か一流料理人」の謎スキルも活用するしかないですよね!?
ホットケーキ大好きな雷鳥超を始めとして、ほかの主人公も巻き込んでしまいましょう!

メニュー1
カレースタンド PLUCK 様 限定メニュー
Twitter

メニュー2
Cafe ASAN 様 限定メニュー
Twitter

こうなりました。

新規大和のイラストを手掛けた桐島サトシ先生からはたくさんの画像差分もいただきました。
が、冒頭イラストから連想されるたこ焼きコラボは行われません。
あらかじめご了承ください。

ゼクストリーム

そんなコラボメニューの販売も始まる2017年9月17日(日)、秋葉原ベルサールで「ゼクストリーム 2017.AUTUMN in 秋葉原」が開催されます。
恒例のストーリーイベントは料理人ではなく魔人サタンとなった天王寺大和が主役です。
いつもに比べ、物販新商品もマシマシです。

新商品の数が多いということはそれだけ新規制作のカードも多いということ。
フレーバーテキストの準備には手こずらされた記憶があります。
それだけならまだしも、公式や特設サイトにミニストーリーの数々も掲載しました。
おかげでどのエピソードがどこに掲載されたか、若干あやふやな部分さえあります……。

それだけに、祭の日の訪れが楽しみです!
秋葉原で皆様のお越しをお待ちしてます!
あ、18号さんはお帰りください。

◆ ◆ ◆ ◆

さて、今回はもうひとネタ。
ブースターパック 運命廻放編「因果からの脱出」のメインビジュアルについて触れたいと思います。

物語は「祝福の蒼空」から続く “定められた運命からの解放” というテーマが佳境に差し掛かっています。
その象徴として「大樹ユグドラシルと成り果て人類を滅亡へ誘う」運命に立ち向かう剣淵相馬が選ばれました。
メインビジュアルを手掛けたのは、もちろん堀愛里先生!

ただし、ただヴェスパローゼの魔の手から逃亡するだけではバッドエンドは覆りません。
次のユグドラシル候補者である幼き少女・百目鬼きさらが、代わりに犠牲となるだけだからです。
そのことを知っている彼が逼迫した状況を打開するために取った行動、それが……!

メインビジュアル
Illust. 堀愛里

これです。

緑の世界の歴史をよく知るピュアティの口添えがあったとはいえ、さすがは男気あふれる相馬。大胆です。
かつては手も足も出なかった相手に一矢報いる形となり、パートナーのフィーユもやる気満々!
虚を突かれたヴェスパローゼや、“人間は悪” と教育されてきたきさらのリアクションが、展開の肝となるでしょう。

メインビジュアルは堀愛里先生の手により素晴らしいものがあがってきましたので、あとはタイトル決めです。
EX弾(Exx)やフリーカード冊子(Fxx)のタイトルは、なるほどナスの魔人的発想によりすぱーんと決まることも多いのですが、本製品(Bxx)についてはやや慎重に話し合われます。

運命廻放という年間テーマを踏襲しつつ、なおかつ、別の言葉で表現したい。
そこからB22タイトル決定会議が始まりました。

ところで皆様、ゲームの企画会議の現場というものを想像したことがありますか?
大人が何人も集まり、日常会話では使わない単語を連発している光景を想像したことがありませんか?

運命、宿命、逃走、黄昏、逆襲、解放――

あの日、ブロッコリーの会議室では、大人が何人も集まり、日常会話では使わない単語を連発していました!

数時間後、様々な候補から最もしっくりきたのが「因果」からの「脱出」だったというわけです。
さらに和製英語っぽく言い直したものが「フェイト・ヴァニッシャー」ですね!

◆ ◆ ◆ ◆

余談ですが、ゼクストリームで発売されるドラマCD「さみしがりアニムスとぬいぐるみフレンズ」において――
ミカエルがアニムスに対し、大切な双子の姉妹についての独白を行うシーンがあるのですが、設定に詳しい方であれば引っかかる台詞があります。
やはり “あちら” と “こちら” には、わずかなズレが生じているのかもしれませんね。

ではまた!

ゼクストリーム 2017.AUTUMN in 秋葉原
ブースターパック 運命廻放編「因果からの脱出」

第7回 CDの話 (2017.07.31)

公式サイトとストーリー執筆担当のみずいろ浮遊霊です。

8月に入り、EXパック「サマ・ドラ」の発売が近付いてきました。
あらかじめお伝えしておきますと、こちらの商品に記載されているフレーバーテキストは、物語本編とは一切関係がありません。

無理やり海水浴シチュエーションにもっていけないこともなかったのですが “自分とこの世界が大変な時にコイツなにしてんだよ!w” 的なことを言われるキャラクターが不憫かなあと、親心が働いてしまいました。
わりと呑気な緑の世界の住人ならいざ知らず、青の世界や白の世界に至っては戦争まっただなかですから。

さて、今回は近々リリース予定のCD類についてお伝えします。

まずは9月17日(日) 開催「ゼクストリーム 2017.AUTUMN in 秋葉原」の物販商品から!
Twitterで本日より行われている描き下ろしイラスト公開企画の、トップバッターを飾ったやつです。

NF DramaCD12「さみしがりアニムスとぬいぐるみフレンズ」

おなじみドラマCDシリーズの第12弾です。
年に4本くらい発売されているため、1弾からまる3年が経過したということでしょうか。早いものです。

登場キャラクターについては前回のコラムでお伝えした通り、アニムス、ミカエル、リゲル、フィーユの4人。
収録カードの関係上、ジャケットにはピュアティもいますが、名前だけの登場となります。

DramaCD12
Illust. 斎創

ここで、キャスト陣を発表しましょう!

リゲルとフィーユは過去作に出演済みですので、そのまま内田彩さん小澤亜李さんにお願いしました。
それぞれパートナーとなるゼクス使いが不在のシチュエーションとなります。
ふたりの新たな一面が垣間見えるかもしれません。

ミカエル役には上柚木さくら役と同じく、立花理香さんにお願いしました。
堕天使ガムビエルに立ち向かう白の世界の正規軍リーダーである彼女に、果たして、アニムスのわがままを聞き入れている余裕などあるのでしょうか!?
実際のところ、まさしく “白の世界が大変な時にコイツなにしてんだよ!w” 状態に陥っています。
ミカエル様、ほんとすみません。

そして、完全新規の配役となるアニムス役は加隈亜衣さんにお願いしました!
物語の中心人物である彼女にはキャラクターソング《寂しがり子悪魔》も歌唱いただいています。
ドラマパートともども近日中に試聴可能となりますので、お楽しみに!

Character Song Album「All of You」

これまで発売されたドラマCD収録の楽曲(1〜10)を集め、イグニッションガールズによるZ/Xテーマソング《君のすべて》を新規収録したCDです。
オリジナルXIII Type.VII, Type.XI による、おバカな掛け合いが繰り返されるミニドラマも収録されています。

CharacterAlbum
Illust. ここあ/工画堂スタジオ

ジャケットイラストは Type.VII 役のイグニッションガールズ・春村奈々さんのコスプレをした Type.VII と、Type.XI 役のイグニッションガールズ・星谷美緒さんのコスプレをした Type.XI です。
ややこしい。

XXxXーXxXCD付きXーX「XXX&XXX」

CharacterAlbum

秋のゼクストリーム物販商品には、もう1点、CD関連のものがあります。
断片的な情報をもとに、勘の鋭い人であれば今週中にも概要を察することができるかもしれません。

なお、これらの詳細告知を含む「ゼクストリーム特設サイト」は8月中順の公開を予定しています。

NF DramaCD13「ボコす(仮)」

ちょっと気が早いのですが、新規CDをもう1枚。
こちらは秋のゼクストリームで販売される商品ではありません。

CharacterAlbum

ドラマCD登場回数最多を誇るあの人物が、ついに主役を張る時が来ました。
現在、彼女の周辺にいる赤の世界と黒の世界のキャラクターからも数名登場させたいと考えています。

ちなみに本件は、ドラマCDオーディション4位に輝いたピュアティの出演までに、さらにお時間をいただくご報告も兼ねています(つまり、ここでもまだ出て来ません)。
ファンの皆様には大変申し訳ありませんが、何卒、長い目でお待ちください。

◆ ◆ ◆ ◆

さて、ドラマCDシリーズの中で唯一「非売品」の製品があるのをご存知でしょうか。
第6弾「りげる★くらいしす」……あづみとリゲルが、ガルマータや出雲と遭遇するお話です。
初回限定セットの同梱物であるため再生産できずにいたのですが――

あづみ&リゲルも登場するコミカライズ企画がスタートした記念に!

いっそのこと、無償公開しました!!

ドラマパートの全編をお楽しみいただけます。
現状では無期限設定としてありますが、予告なく公開を打ち切る可能性もありますので、ご容赦ください。

第6回 オーディションの話 (2017.06.22)

公式サイトとストーリー執筆担当のみずいろ浮遊霊です。

昨日2017年6月21日オンエアのイグニッション放送局で「ドラマCDオーディション」の結果が発表されました。
有効票数7,606票、得票キャラクター445!
生放送中は一部しかお伝えできませんでしたが、この場を借りて10票以上を獲得した151キャラクターを発表します。

     
Rn Name Pt
1 アニムス 330
2 ミカエル 289
3 リゲル 280
4 ピュアティ 254
5 フィーユ 238
6 ルクスリア 226
7 ヘルソーン 163
8 百目鬼きさら 148
9 迦陵頻伽 143
10 ガーンデーヴァ 136
     
Rn Name Pt
10 バジル 136
12 各務原あづみ 132
13 グラ 121
14 ペクティリス 114
15 星谷美緒 111
16 上柚木綾瀬 108
17 春村奈々 106
18 テクネチウム 105
19 獅子島七尾 100
20 ケィツゥー 99
     
Rn Name Pt
21 クロエ 90
22 キャノンシェル 83
23 サタン 78
24 卑弥呼 74
25 ヴェスパローゼ 73
26 アテナ 69
27 ブラックアーツ 65
28 青葉千歳 59
28 バンシー 59
28 レッドクイーン 59
     
Rn Name Pt
31 妲己 55
31 ベガ 55
33 インウィディア 54
34 ポラリス 51
34 マンモン 51
36 スキピオ 49
37 倉敷世羅 48
38 シャリーノ 47
39 弓弦羽ミサキ 44
40 ルートヴィヒ 43
     
Rn Name Pt
41 ナナヤ 42
42 ウェアラビット 41
42 スケルタルセールス 41
44 ウェアジャガー 39
45 ウェアキャット 38
45 Type.I 38
47 イグニッション久保田 36
47 ベルゼブブ 36
49 イラ 35
50 アレキサンダー 34
     
Rn Name Pt
50 ウェアゴマフアザラシ 34
50 上柚木八千代 34
50 シャムシール 34
50 ズィーガー 34
50 ムリエル 34
56 クレプス 33
56 蝶ヶ崎ほのめ 33
58 ティアマト 31
58 竜の巫女 31
60 キムリック 30
     
Rn Name Pt
60 黒崎神門 30
60 デ・ジ・キャラット 30
63 イシュタル 29
64 スピカ 28
64 ハルピュイア 28
66 アネート 27
67 マイトネリウム 26
68 菖蒲 25
68 メイラル 25
68 ルシファー 25
     
Rn Name Pt
71 サンダルフォン 24
72 ケイト 23
72 月下香 23
72 サイクロトロン 23
72 Type.IV 23
72 Type.X 23
77 アヴィオール 22
78 ハンニバル 21
78 龍膽 21
80 ヴェイバトロン 20
     
Rn Name Pt
80 エレシュキガル 20
80 ピルルク 20
80 フェインハート 20
80 ラファエル 20
80 レイバック 20
80 レーヴァテイン 20
87 フィエリテ 19
87 ルル 19
87 ローレンシウム 19
90 上柚木さくら 18
     
Rn Name Pt
90 ガロット 18
90 クシュル 18
90 バラハラ 18
90 牡丹 18
95 阿那婆達多 17
95 ウェアアントラー 17
95 織田信長 17
95 カースドソウル 17
95 Type.II 17
95 チャーム 17
     
Rn Name Pt
95 フリージア 17
95 ミケ 17
95 ミザール 17
95 メモリア 17
95 ルスティン 17
106 ウェアスクワール 16
107 優鉢羅 15
107 エルダー 15
107 剣淵相馬 15
107 娑伽羅 15
     
Rn Name Pt
107 ソマリ 15
107 ドライゼルトナー 15
107 マルキダエル 15
107 ユイ 15
107 ローリエ 15
116 アザゼル 14
116 アスモデル 14
116 イネルティア 14
116 ウェアコリー 14
116 ウェルキエル 14
     
Rn Name Pt
116 ニコレア 14
116 ポピー 14
116 禊萩 14
116 メタトロン 14
116 ラミア 14
126 アメノウズメ 13
126 サージェンティエ 13
126 ダウラギリ 13
126 タングステン 13
126 フェブリエー 13
     
Rn Name Pt
126 プシュケ 13
126 マルディシオン 13
133 アイヴィーウイング 12
133 アリス 12
133 アワリティア 12
133 ウェアゼブラ 12
133 オリハルコンティラノ 12
133 スプリンター 12
133 ニーナ・シトリー 12
140 イデジニアール 11
     
Rn Name Pt
140 和修吉 11
140 ウェアドール 11
140 サー・ガルマータ 11
140 Type.V 11
140 メラク 11
140 リアン 11
147 ウェアアカパンダ 10
147 カンナ 10
147 緊那羅 10
147 デネボラ 10
147 深山霧島 10

この結果を受け、1位〜5位の5キャラクターがドラマCDに出演することになりました!

DramaCD12「さみしがりアニムスとぬいぐるみフレンズ」

登場キャラクターは「アニムス」をメインに「ミカエル」「リゲル」「フィーユ」の4人!
ミカエル役は上柚木さくら役と同じく、立花理香さんで決定です!
リゲル役とフィーユ役は引き続き、内田彩さんと小澤亜李さんへお願いしました。

アニムス
Illust. にもし

アニムス役にはキャラクターソングの歌唱込みで、新規のキャスティングを交渉中です!

※「Z/X IGNITION」版権のアニムスとは異なるキャスティングとなります。

ピュアティ
Illust. 緋色雪

ピュアティのみ諸事情により同時出演を断念しました。

現在、オーディションの結果とは関係なく赤の世界と黒の世界のキャラクターにスポットを当てたDramaCD13も進行中なのですが、さらにその先になってしまいそうです。
いずれどこかで起用しますので、ファンの皆様、気長にお待ちください。

新規イラスト&能力でカード化

10キャラ

そして、5位までと放送中に抽選された計10キャラクターについては、今後の商品に新バージョンが収録されます。

お楽しみに!

◆ ◆ ◆ ◆

余談ですが、番組に出演したイグニッションガールズが新たな作品を置いていきました。

シャドウボックス

第5回 現在と未来の話 (2017.05.02)

公式サイトとストーリー執筆担当のみずいろ浮遊霊です。

ブースターパック運命廻放編「祝福の蒼空」とキャラクターパック「リゲル」が発売されました。
新章突入により様々な意味で主人公たちが動き出しています。
フレーバーテキストにも物語の片鱗が詰め込んでありますので、ぜひご覧になってください!

……というのも投げっ放しな気がしますので、物語の節目でもあるこの機会に、各世界の状況をまとめてみました。
文字だらけで恐縮ですが、“Z/Xストーリーのいま” を知りたい方はご一読ください。

語られる機会の少なかった “ブラックポイントの向こう側” についても触れます。

赤の世界

ブラックポイントは滅びを目前に迎えた “世紀末(比喩表現)” の時代へ接続。

赤の世界は五世界の中ではもっとも現代から近い未来である。
科学兵器の投入ですでに人口は激減しており、生き残った人類(マイスター)の寿命も遺伝子情報の破壊により、かなり短くなっている(40〜50程度)。一時は上昇していた文明レベルも衰退。マイスターギルドを除き、都市部はブレイバーやギガンティックに破壊し尽くされた。

稀代の科学者・黒崎博士が妹の復活に失敗し、その魂を破壊してしまったことで狂気に陥り、強者を生み出し続けた世界の末路でもある。倉敷博士が失意の黒崎博士の支えになろうとしてギガンティックを生み出し、蝶ヶ崎博士がふたりの暴走を止めようとしてミソスを生み出したことで、さらなる泥沼状態に突入した。

その後、黒崎博士は失踪してしまったが、技術は流出。無尽蔵に生み出されたブレイバーが覇者を決する不毛な争いを各地で起こしている。
やがて争いは南アフリカや日本の九州地方に開いたブラックポイントから、現代へ波及。倉敷博士もまた、黒崎博士が生み出した悪夢であるブレイバーを根絶するため、現代を訪れた。

赤の世界の意思を司る赤の竜の巫女メイラルは、最強に近付きつつあるゼクスやゼクス使いを《勇者》と呼び、現代を起点とした “強くてニューゲーム” の開始を目論む。

▶ 運命廻放編:神門の野望を巡る物語

神門

黒崎神門は魔人マンモンとなった妹・春日を人間に戻すため、各世界独自の《超技術》回収に動き出しました。
そのためには圧倒的な武力を持つ必要があるため、神をも凌ぎ、相容れない者すべてを敵に回す覚悟です。

そんな神門の元を倉敷博士(大人世羅)が訪問、合流しました。
神門が正常な判断力を保持しており、妹の生命が失われていない状況に、希望を見出したようです。

ほのめ

ほぼ同時期に、蝶ヶ崎ほのめも因縁のライバル神門と対面を果たしました。
しかし、妹をかばう神門は、出雲の死について問い詰めるほのめに “俺が殺った” と告げます。
若干の不自然さを感じつつも、ほのめは手段を厭わない神門の行動に危険を感じ、対立する意思を示しました。

世羅

そんなほのめの選択に対し、神門とほのめの双方に懐いている倉敷世羅はどう動くのでしょう。

イリューダ

一方、犯罪組織ダゴン・カルテルの指令で《神祖の強欲の仮面》をねらうイリューダ・オロンドは、仮面の奪取に邪魔となる神門とアレキサンダーに対処するため、ほのめの利用を思い立ちました。

仮面の持ち主である春日と世羅が別人であることには気づきましたが、快楽殺人者である彼は、目的とは関係ない世羅もまとめて手に掛けようと目論んでいます。強欲です。

出雲

そして、パートナーの都城出雲を春日に殺され失意のガーンデーヴァは、ひとり彷徨っています。
出雲復活の糸口は見つかるのでしょうか。

青の世界

ブラックポイントは機械の支配に追い詰められた人類が、決死の抵抗を行う時代へ接続。

青の世界は機械文明が極限まで発達しており、スーパーコンピュータ《シャスター》がすべてを管理。その管理はロボットのみならずクローン人間の思考にまで及んでいるため、高い水準での秩序が実現している。

しかしながら、水面下ではシャスターに疑問を抱く者が大勢始末され、その《バグ情報》をデータとして蓄積。始末された者に取って代わるように “優良な” クローン人間が新たに生産されていた。
青の世界の一般市民は、その事実を知らない。

数少ない生き残りである純粋な人類は僻地へ逃れた。海へ逃れた者へアドミニストレータ アルタイルが手を差し伸べ、水上・水中戦特化のバトルドレスを支給。反シャスター勢力・マーメイドとしている。
……しかし、アルタイルは治安維持部隊リヴァイアサンの罠に落ち、洗脳されてしまった。代わりに親友のアドミニストレータ カノープスがマーメイドのリーダーとなって革命軍を編成。同志のアドミニストレータ ポラリスやアドミニストレータ デネボラとともに日夜抵抗活動を続けている。

人類が尊厳を取り戻す日を信じて――

シャスターは他世界の未来実現を阻止するため、アメリカ合衆国のワシントンD.C.や日本の中部・北陸地方へ最低限の兵力を投入しているものの、革命軍の掃討に従事させるため大半を青の世界に留まらせている。

青の世界の意思を司る青の竜の巫女ユイは、青の世界の実現を確固たるものとするため、さらなる科学レベルの上昇を目指している。

▶ 運命廻放編:革命を巡る物語

怜亜 超 七尾

長らく下準備が進められていた《革命戦》の火蓋が切って落とされました。

戦斗怜亜、雷鳥超、獅子島七尾の3人はカノープス率いる《革命軍》のメンバーとして青の世界へ乗り込み、アドミニストレータ ベガやシャスター率いる治安維持部隊との戦闘を開始しています。
エピソードのいくつかは次弾との合間に、ショートストーリーで補完する予定です。

あづみ

各務原あづみは神の呪縛を振り払い、数年来患っていた病も克服しました。
ですが、復活後間もなく《破神戦》に参加するという無茶をしたため、病み上がりの身体を休めています。

白の世界

ブラックポイントは四大天使と十二使徒による治世に、限界が生じようとしている時代へ接続。

白の世界は精神力の開花により新たな能力に目覚め、寿命を超越した者が管理する社会である。
天使は食事・睡眠が不要であり(趣味や習慣で行う者はいる)衣食住の概念が根底から覆ったことにより、科学技術の発展は停滞。文明レベルはゆるやかに衰退中であるが、失われたわけではないため、建造物など生活圏の様相は現代のそれにかなり近い。
唯一、高位の天使が住まう領域のみ、彼らの格をさらに高める目的で神殿群が立ち並んでいる。

精神力の高い者を頂点とする階級社会が築かれた白の世界では、未熟で力を持たないただの人間を差別する《急進派》四大天使ガブリエルと、保護する《穏健派》四大天使ミカエルによる対立が表面化。その戦いは急進派が勝利を収め、やがて急激な滅びを迎えることが一部の者のみ知る《はるか未来の神話》で約束されていた。

だが、これまで頂点として君臨していた四大天使ウリエルが神々を封印するため姿を消したことを引き金として、野望を抱き暗躍していた元・十二使徒 宝瓶宮ガムビエルが本格的に活動を開始。
状況は大きく変わりゆく。

近年まで白の世界は比較的平穏な環境下にあったため、現代を訪れるゼクスに攻撃的な反応を示す者は少ない。目撃例は日本の関西地方よりも南米アルゼンチンのブラックポイント側に多く、天使を崇拝するペンドラゴン使徒教会が勢力を拡大する下地となった。

白の世界の意思を司る白の竜の巫女ニノは、思考が幼く、急変する事態に対応しきれていない。

▶ 運命廻放編:堕天使ガムビエルを巡る物語

堕天使ガムビエルが覇神ギルガメシュが遺した《覇神の欠片》を取り込み、神に近付くほどのパワーアップを遂げました。《賜わりし者(プリュツ)》と呼ばれる存在です。
さらに終末天使との協力関係のみならず、ケィツゥーを始めとする有力なガーディアンを次々と暗黒騎士に《反転》させて従え、いまや白の世界の正規軍を脅かす勢力となっています。

一方、名実ともに白の世界の頂点へ君臨した四大天使ガブリエルも活動を激化。
精神力の未熟者は不要という思想のもと、エンジェルやガーディアンへ昇華できない人間を弾圧しています。

ウリエルの意思を継ぐミカエルが、自身とラファエル配下の十二使徒やガーディアンを率い、ガブリエルとガムビエルの2勢力に対抗しています、が……。

ミサキ

混乱渦巻く白の世界へ、人々を笑顔にしたいと願う弓弦羽ミサキが乗り込んでいます。
しかし、エンジェルやガーディアンが一般市民を虐げる光景は、情報として耳にしていたものより凄惨でした。
そんなミサキの前に、彼女がリーダーを務めるアイドルユニット《シャイニングエンジェル》のメンバーが文字通りエンジェルの姿で舞い降ります。

斑鳩つばさと瀬戸内美波のふたりはミサキを見守る者。
1年前、英雄達の戦記9《中部・北陸編》で彼女が終末天使に生命を狙われた理由を知る者です。

ニーナ

ニーナ・シトリーはガブリエルから招集を受けました。
ガムビエルが抜けて空席となっていた《十二使徒 宝瓶宮》の地位を襲名するため、十二使徒 磨羯宮ハナエルに連れられ、奈良にある白の世界のブラックポイントへ向かっています。

パートナーゼクスのメインクーンが《覇神の欠片》に貫かれて神の力を得ていますが、いまはまだ、自身に起きた異変をいまいち理解していないようです。

綾瀬

ガムビエルとの再戦を望む上柚木綾瀬も白の世界を目指しています。
黒の世界のゼクスを連れて、無事に白の世界への侵入を果たすことができるのでしょうか。

黒の世界

ブラックポイントは神祖の七大罪が姿をくらませ、それぞれの一族の末裔が適当な支配を行う時代へ接続。

他人の寿命を奪うディアボロスが、破壊獣プレデターや死んでもなお活動を行うノスフェラトゥ、動きまわる無機物トーチャーズを生み出し、生と死の境界線が曖昧になっている。
生身の人類はすでに絶滅。ディアボロスやプレデターが明確な目的もなく道楽で殺し合っているだけの退廃的な世界であり、事実上滅びを迎えたも同然である。

黒の世界は複数の特異点の壮絶な迷いと無念の果てに誕生しているため、不安定で儚い。誕生に関わった特異点たちのわずかな行動の差により、異なる並行世界が数多く生まれていることも特徴として挙げられる。
ブラックポイントから現われるゼクスの中には、比較的安定度の高い《適当な七大罪の未来》以外から訪れたゼクスも混じっているかもしれない。
そのブラックポイントにしても他世界と異なり、なぜか日本の関東地方にしか出現していない。
なにもかもが混沌、イレギュラーなのである。

黒の世界の意思を司る黒の竜の巫女バラハラは、様々な並行世界が生まれては消えていった影響で狂気に陥っており、すべてが壮絶に滅びる未来を願う。

▶ 運命廻放編:魔人サタンを巡る物語

大和

神エレシュキガルにそそのかされ、魔人サタンとなった天王寺大和が大阪を拠点に構えました。
すべてを滅びへ誘う彼が最初の標的としたのは、明石海峡から望む四国方面のようです。

ちなみに、大和は自らを《堕天使》と名乗っていますが、天使要素は特にありません。

白の世界の勢力圏内である大阪に降臨した大和を、正真正銘の堕天使であるガムビエルは疎ましく感じています。
将来的になんらかのアクションを起こすことでしょう。

さくら

そんな大和を、天使化しつつある上柚木さくらが訪ねました。
心を読む異能力を使い、綾瀬の記憶から双子の姉が師匠と呼び慕う人物が魔人サタンと化した事実を知ったからです。
必ず来る。そう確信し、待ち構えます。

神々が神域の彼方へ追いやられたため、さくらのような《叶えし者》たちは徐々に精神汚染から解放されつつあるのですが、何故かさくらの状態は悪化する一方です。

飛鳥 八千代

さくらの読み通り、上柚木八千代は大和の弟である天王寺飛鳥とともに西へ向かっています。
ただ、フィエリテはお姫様抱っこで飛鳥を運搬できるものの、アルモタヘルが八千代を乗せて空を飛べない弱点を抱えているため、移動に手間取っているようです。

ストーリー解説の途中ですが、この場を借りてお伝えします。

各所でちらちらと言及しているのですが、来る5月14日と21日に行われる「ゼクストリーム in 大阪・名古屋」では、恒例のストーリー反映イベント「英雄達の戦記」をお休みし、別方面の投票企画を準備しています。
大阪での「兄弟姉妹対決」や名古屋での「カノープスvsアルタイル」を予想されている皆様には申し訳ありませんが……すみません。ありません。

紗那

大和の話とはまったく関係ありませんが、刺激を求めて放浪の旅を始めた桜街紗那一味が、トーチャーズたちが管理するトラップハウスで無邪気に遊んでいます。
拷問器具の実験台として囚われているケット・シーたちにとって、救いの女神?となるのでしょうか。

緑の世界

ブラックポイントは大樹ユグドラシルが地球全体を覆い尽くした時代へ接続。

緑の世界は現代からもっとも遠い未来。圧倒的な勢いで繁茂するバイオ植物に抵抗してきた人類は疲れ果て、滅亡を待つばかりの状況にある。

人々はフランスや日本の東北地方へ繋がるブラックポイントの出現に歓喜した。
ほぼすべてのホウライが現代へ避難し、楽しいことを探しにリーファーも後へ続く。大樹ユグドラシルの影響が及ばない肥沃な大地をライカンスロープが耕し、拠点をつくった(ホウライの里、ライカンスロープの集落)。

未来の世界の窮状に比して天国のような環境にあるため、緑の世界のゼクスは共通して危機感が薄い。
獲物を追うようにブラックポイントから続々と出現するプラセクトや他世界からの侵略者は紛れも無く敵であるが、現代の人間に対しては非常に友好的である。場合によっては他世界のゼクスにさえ温厚に接する。
唯一、定期的に襲来する青の世界のキラーマシーンのみ、話が通じないため極端に嫌う。

緑の世界の意思を司る緑の竜の巫女クシュルは “すべてがひとつになる” ミッションの達成を目前にブラックポイントが開き、他世界や神の干渉が発生したことを苦々しく感じている。

▶ 運命廻放編:ユグドラシルを巡る物語

東北地方のとある場所では、神々を神域の果てへ追い返したことを祝し《破神祭》が開催されています。
他世界のゼクスまで招いて大はしゃぎ。主催がリーファーなので呑気なものです。

千歳 相馬

青葉千歳や剣淵相馬はゼクスたちが世界の区別なく交流している光景を目の当たりにし、可能性を見出しました。
攻めの相馬、守りの千歳として、活動領域を広げていくことになります。

相馬はしばらく別離していたフィーユとの仲直りも果たしています。
《破神戦》でともに戦った飛鳥から聞き出した、完璧な土下座技術が役立ったようです。

きさら

最後は、百目鬼きさら。

ガムビエルと同様にヴェスパローゼは《覇神の欠片》に穿たれ、神に近付きました。
一方、力不足を嘆くパートナーのきさらは、クセの強い竜の巫女の中でもっとも人間臭いと評判の緑の竜の巫女クシュルの温情を受け、覚醒しています。
これにより神イシュタルとのリンクも切れました。

ゼクス使いが竜の関係者、パートナーゼクスが神の関係者という、どこまでも噛み合わないふたりです。

ちなみに、ヴェスパローゼが未来から持ち帰った《ユグドラシルの種》が、植物化に強い耐性を持つ相馬かきさらに埋め込まれれば、現代に大樹ユグドラシルが発生してしまいます。
五世界の中で最も遠い未来であるはずの緑の世界が、目前まで迫っているのです。

◆ ◆ ◆ ◆

ここまでお読みいただきありがとうございます。
次弾では白の世界と青の世界の物語が大きく進展しますので、ご期待ください。

ではまた!

ブースターパック 運命廻放編「祝福の蒼空」

第4回 覇神の話 (2017.03.16)

ゼクストリームおつかれさまでした!
公式サイトとストーリー執筆担当のみずいろ浮遊霊です。

都城出雲の復活について、正式にお知らせすることができました。
出雲を復活させる “神ではない何者か” とは誰なのでしょうね?
結果反映の時期が訪れるまでの期間、パートナーゼクスであるガーンデーヴァの動きにもご注目ください。

主人公たちが一致団結して覇神ギルガメシュを破り、四大天使ウリエルA.T.が神々を神域の彼方へ封じた件は、次弾から始まる新章「運命廻放編」に大きな影響を及ぼしています。

仮にギルガメシュが倒されなかった場合は、人類が滅亡に瀕するばかりか、本来ならとっくに締め切りを過ぎているこの時期にフレーバーテキストの大幅見直しをすることになっていました。

紛れも無く、皆様は未来を救ったのです!

話がそれました。
いくつか影響の具体例をあげてみましょう。

影響その1:神の勢力衰退

神々の大半は神域の彼方にある神の世界《楽園》へ封じられます。
四大天使ウリエルA.T.があちら側から出入口の扉を閉じてしまったイメージで結構です。

ティアマト
P19-103「教唆の『命慟』ティアマト」
Illust. Bou

白の世界にしてやられたわね。ナナヤ、イシュタル、あなたたちはどうしたい?
〜教唆の『命慟』ティアマト〜

一方、こちら側へ残った数名の神々は、最高位の神アヌの孫であるナナヤを筆頭に、暗躍を続けます。
人類の願いを叶え、その魂を焼失させる従来のやり口とは異なるアプローチで、人類を追い込もうとするようです。

いずれにせよ、当面は神々の人類に対する影響力が弱まります。
その事実を裏付けるものとして、新規のティアマトは青1色になってしまいました。
負の心に捕われた《叶えし者(キラツ)》たちも、ゆるやかに回復していくことでしょう。

影響その2:賜わりし者の出現

メインクーン
P19-027「神憑る猫の手メインクーン」
Illust. こもわた遙華

ギルガメシュが消滅する際にばらまかれた《覇神の欠片》が全世界に降り注ぎました。
そのうち、ひときわ大きな欠片に心臓を貫かれた幸運な(?)若干名が、神に近しい状態となっています。
彼らは《賜わりし者(プリュツ)》と呼ばれる存在で、神に力を授かった《叶えし者(キラツ)》とは似て非なるものです。

PULUHTU

《叶えし者(キラツ)》と大きく異なるのは、精神状態に変化がない点です。
ちなみに「祝福の蒼空」時点においてはメインクーンに加え――

ガムビエル
B20-104「列神天使ガムビエル」
Illust. 土屋彼某

宝石かと思えば、神が砕け散った破片だったとはね〜。いよいよ僕の時代かな?
〜列神天使ガムビエル〜

ガムビエル、

ヴェスパローゼ
B20-106「神辣蜂姫 魔針のヴェスパローゼ」
Illust. 柴乃櫂人

幸か不幸か神の力を拾ったからには、イシュタルとの関係も白紙かしら。
〜神辣蜂姫 魔針のヴェスパローゼ〜

ヴェスパローゼ、以上3人(匹)のゼクスが《賜わりし者(プリュツ)》となっています。

さらに、経緯は異なりますが、各務原あづみも死灰による焼失を免れ誕生した《賜わりし者(プリュツ)》です。
神の異能力《共振崩壊》が残っていることにもいずれ気付きますが、いまのあづみなら心配無用でしょう。

あづみ白青
P20-005「各務原あづみ」
Illust. 藤真拓哉

お気づきの方もいたと思いますが、破神戦時点のあづみは白髪でした。
その後、まるでどこかの保健医のごとき過保護者監視のもと休養を取り、「祝福の蒼空」時点では青髪に戻ります。
病に倒れる以前の髪は薄茶色だったようですが、もう元通りにはならないようです。

影響その3:青の世界革命戦

破神戦が行われている裏で、青の世界ではアドミニストレータ カノープスを筆頭とした革命軍が蜂起し、アドミニストレータ ベガ率いる治安維持部隊との戦闘が激化しています。

イオ
B20-106「若きシティカード イオ」
Illust. pondel

暴動鎮圧の任務ばっかり。青の世界はどうなるんだろう、不安だなぁ……。
~若きシティガード イオ~

アルセニック
B20-021「鎮圧合体アルセニック」
Illust. イーベル

革命軍が動き出してクソ忙しい時に、仲間たちはどこへ行ったんだ!?
〜鎮圧合体アルセニック〜

緑の世界のリーファーたちが音頭を取る《破神祭》に浮かれた雰囲気の中、青の世界だけピリピリした雰囲気。
メタルフォートレスの多くは防衛の指令がくだる前に祭へ出かけてしまったようですが、メタルフォートレスを管轄するのは誰あろう革命軍のカノープス。
どうやらその辺りも作戦のうちのようです。

影響その4:白の世界の最高権力者が交代

もともと滅多に表舞台へ出てこなかった人物ではありますが、四大天使ウリエルA.T.が姿を消したことで、四大天使ガブリエルが正式に白の世界の最高権力者として君臨します。
同じく四大天使であるミカエルS.K.との仲の悪さはたびたび語られるほどですし、波乱は必至です。

ナカザニエ
B20-106「懲罰の天使ナカザニエ」
Illust. ピスケ

ガブリエルを王に据え、終末天使が四大天使と成る。ミカエル……貴様は死ね。
~懲罰の天使ナカザニエ~

なりを潜めていたガムビエルや終末天使一派はかなりの勢力となっており、いよいよ活動を開始します。
破神戦の後、ガムビエルを強く意識している上柚木綾瀬は、白の世界の終末暗黒勢を相手にどう戦うのでしょう?

あまり言及すると「祝福の蒼空」よりも先の話になってしまうため、この辺りで留めておきます。

ドラマCDオーディション

話は変わりますが、2017年4月27日(木) に発売される、ブースターパック 運命廻放編「祝福の蒼空」のBOXにはアンケート用紙が封入されており「好きなキャラクター」項目の上位5名がドラマCDへ出演することになりました。
目標としては5人まとめて同じCDに出演させたいところですが……。
NF(ノンフィクション)なら無理でも、NC(なんちゃって)ならいけるかも……?

今回は上位5キャラクターが確定した後のキャスティングについて、いくつか補足しておきます。

・すでにドラマCDへの出演歴がある場合は、そのままのキャスティングでいきます。
・アニメ出演実績がありドラマCD未出演の場合は、なるべく、アニメのキャスティングに沿います。
・いずれも未出演の場合は、なるべく、これまでにZ/Xで起用したことのない声優さんからキャスティングします。

応募者にはもれなく、7月発売のブースターパック 運命廻放編「第2章(仮)」に収録されるカードのホロ版をプレゼントするほか、応募された中から完全ランダムで選出された5キャラクターに上位5キャラクターを加えた計10キャラクターを、今後の製品にパワーアップ収録する予定もあります。

アンケートハガキを手に入れた際は、どうぞお気軽にお申し込みください。

ではまた!

ブースターパック 運命廻放編「祝福の蒼空」

第3回 プレイヤーの話 (2017.01.30)

公式サイトとストーリー執筆担当のみずいろ浮遊霊です。
つらいお話を世に放った先週は胃と良心が痛みました……。

さて、真神降臨編の最終章にあたる「覇神を穿つ者」が発売されたのを受け、
物語的にはプレイヤーキャラクター20人中18人が、神もしくは竜陣営に加担しています。

それぞれの所属や変遷を振り返ってみましょう。

神陣営

出雲

ガーンデーヴァとともにナナヤの「叶えし者」となる。

出雲は異能力《断罪ノ刃》を得るも、能力を行使することなく宿敵の神門をかばう形で死亡。
現時点でガーンデーヴァの動向は不明。

あづみ

リゲルとともにマルドゥクの「叶えし者」となる。

あづみは異能力《共振崩壊》を乱発し、青の世界の破壊活動を行うが、力を使い果たしてしまった。

その後、タイプイレブンの助力で記憶を取り戻したリゲルが、絆の力でがマルドゥクを打倒。
あづみともども神の眷属からは外れたものの、もともと病を患っていたことに加え極度の疲労、
さらに大量の死灰を浴びた影響で深度が限界まで上昇したあづみは、死を待つだけの状態に陥っている。

さくら

フォスフラムとともにスドの「叶えし者」となる(フォスフラムはアヌの眷属となった時期もある)。

さくらは異能力《光風霽月》で親しい者の心が読めるようになり、
綾瀬から八千代の近況とサタンの存在を察知。

一方、フォスフラムは強い心で幾度となく神へ挑戦したが、最終的には屈服してしまった。
しかしながら、四大天使ミカエルを終末天使サンダルフォンの封印から解放する功績を残している。

大和

クレプスがエレシュキガルの「叶えし者」となる。
大和はクレプスとの絆が弱く影響を受けなかったが、彼女の願いにより暗黒面を増幅された。

結果、エレシュキガルの右腕とクレプスの生命を糧にサタン化。

きさら

きさらがイシュタルの「叶えし者」となり知能を向上される。
ヴェスパローゼはきさらとの絆が弱く影響を受けなかったが、代わりにシャマシュの「叶えし者」となる。

紅姫の魂(千歳)の消去を願ったが、シャマシュが龍膽に敗北したことにより契約を破棄。
ヴェスパローゼのみ神の眷属から外れたものの、イシュタルとの関係を密にしている。

また、きさらが緑の世界の成り立ちに深く関わるリンドヴルム協会の開祖となり得る存在と判明した。

※千歳・龍膽とシャマシュのバトルは NF DramaCD 10「紅姫哀詩」にて語られています。

竜陣営(五世界)

世羅 超 ミサキ 綾瀬 千歳

神域から飛来し各世界や現代を荒らし回る邪竜を討伐するため、それぞれの世界の竜の巫女が、
世羅、超、ミサキ、綾瀬、千歳とそのパートナーゼクスへ力を授けた。

怜亜 七尾

超が邪竜を圧倒的パワーで屠る様子を確認し、
青の竜の巫女ユイは怜亜と七尾、そのパートナーゼクスにも力を授けた。

※怜亜のプレイヤーカード覚醒verは存在しません。

イリューダ

黒の竜の巫女バラハラの仕業。
彼女は混沌を楽しむため “パートナーゼクスのみ” へ密かに力を授けた。
イリューダはマルディシオンとコミュニケーションが取れないため、相棒の変化に気づかず。

紗那

大樹との親和性の高い種族であるリーファーを目にかけている緑の竜の巫女クシュルは、
紗那のパートナーゼクスである、ユーディ、ポピー、カーネーションの3人にも力を授けた。
そのゼクス使いである紗那とはなんとなく関わり合いになりたくなかったため、スルー。

竜の巫女(名無し)

神門 飛鳥 八千代 相馬

直近のショートストーリーほか、
2017年3月12日開催のゼクストリーム内「英雄達の戦記X破神編」にて言及。

無所属

ほのめ ニーナ

残された完全無所属は、ほのめとニーナのふたりですが、いずれも神や竜に無関係とはならない予定です。
予断を許さない状態のあづみも含め、彼女たちの今後をぜひ想像してみてください。

真神降臨編もいよいよ佳境を迎え、直近のショートストーリーでは衝撃を受けた方も多いと思います。
制作側からこう言うのはネタバラシのようで控えたかったのですが、現時点が物語の「転機」です。
受け身に回ることの多かった主人公たちが、自ら判断し、能動的に活躍する機会が増えていくことでしょう。

一見すると退場に思える人物についても、永久追放はしません。
とはいえ “死亡した事実” を軽く扱うつもりもありません。
どんな形になるかはお伝え出来ませんが、再会を信じてお待ちください。

神に関しても同様で、春商品の「B20」以降も引き続き “なんらかの形” で物語に関わります。
その “なんらかの形” を決するのが、前述の「英雄達の戦記X破神編」という位置づけです。
竜の巫女の加護を受けた人類は、果たして神にとってどの程度の脅威となるのか――

そんなゼクストリームについては、2017年2月2日に初報をお伝えできそうですよ!

ではまた!

ショートストーリー

第2回 HSの話 (2016.11.14)

お久しぶりです。
公式サイトとストーリー執筆担当の、みずいろ浮遊霊です。

対戦結果がストーリーに影響を与える「英雄達の戦記」。
ご存じですか? ご存知ですよね!? なんやかんやで、すでに50回ほど行われています。
こうも続くと結果反映っぷりが分かりにくい回など、客観的に消化不良のものも散見されてきました。
いくつかピックアップしつつ解説してみましょう。

ストーリー担当による言い訳のコーナー、開幕です!

英雄達の戦記6 第4話 「その輝きは700光年の彼方」

記憶を失い冷徹に殲滅戦を行うリゲルたちと、迎え撃つ月下香たちのバトルでした。
青の世界と緑の世界どちらが勝利したかにより、対応する竜の巫女にスポットが当たるという触れ込みです。

その輝きは700光年の彼方
B14-100「その輝きは700光年の彼方」
Illust. BISAI/工画堂スタジオ

反映カードのイラストには、クシュルがメインに描かれました。
が、その後のストーリーでの出番は、ユイと比べて特に増えていません。

強いて言うなら、NC DramaCD 2「ドラミコクインテット」内で彼女がセンターボーカルに収まったのですが、あれは “なんちゃって時空” での出来事なので、ノーカウントでしょう。
CDの発売日がイベント開催日の直後ということもあり、到底、英雄達の戦記の結果反映とは言えませんし。

種明かしをしましょう。
用意していた分岐は「ユイもしくはクシュルが新規イラストとなったイベントカードがつくられる」でした。
青のサポートカードと緑のサポートカード、どちらをお望みでしょうか? と皆様へ問いかけたかったのです。

結果は月下香たちの勝利。
閉会式で、司会のイグニッション久保田は「クシュルの出番が増えます!」と宣言しました。
これは「緑の世界が勝利したので、クシュルがカードになって活躍するよ!」という意味合いでした。

しかし、のちに「クシュルがストーリー上で活躍することになった」と解釈されているのを確認。
ああ……確かにそう受け取られても文句言えません。

もともとのストーリー反映は、類似シチュエーションである英雄達の戦記2「小さな守護者」のリベンジを青の世界が果たせるかという点と、あづみに対する青の世界の評価が変わる点のふたつ。
とはいえ、誤解されてしまったからにはクシュルの活躍についてもなんとかできないかと、しばらく考えてはみたものの……5色の竜の巫女の扱いに明確な差を設けることは様々な理由で難しく、現在でも特にクシュル(緑の世界)優勢とはなっていません。

降参です。
どうか時効ということでお赦しくださいませ。なにとぞ。

英雄達の戦記8 第1話 「断罪を待つ銃口」

神門を殺す権利をかけた、大和と出雲の対決でした。結果は大和が大勝し、出雲を下しています。
ですが、近頃のストーリーでは神門になにかをやらかしそうなのは、どう見ても出雲。
大和は自分自身がそれどころじゃない状況です。

守る者の意地
B17-080「守る者の意地」
Illust. 桐島サトシ

これについては、ほかの英雄達の戦記の結果などとの兼ね合いで、大幅な回り道をしている最中となります。
長い目で見守ってくださると助かります。

英雄達の戦記8 第3話 「蒼の矢黒の矢紅の矢」

青の世界から追われる身となった、怜亜、超、七尾をアステリズムが追撃するという内容でした。
投票形式で「主人公」vs「アステリズム」とするだけでは間違いなく主人公が勝利してしまうため、普段よりも詳細な分岐内容を明示しています。

A展開は、主人公側が勝利するものの、ローレンシウム破壊。マーメイドと出会う。しばらく現状維持。
B展開は、主人公側が敗北し、超と七尾が捕らわれ、怜亜に希望を託す。物語の方向性が大きく変わる。

一応、どちらにもメリット・デメリットはあるのですが……。

偉大なる正義の
B17-027「偉大なる正義の頭脳」,B17-034「偉大なる正義の精神」
Illust. 吉岡英嗣

結果はA展開。ローレンシウムが破壊されるとしても、やっぱり主人公が勝利する方に入れちゃいますよね!
後にも何度か「主人公」vs「敵ゼクス」の構図にはチャレンジしましたが、どう試行錯誤しても主人公が勝ってしまうのでした。

それを打開する方法が「主人公」vs「主人公」の構図。
しかしながら、それだと単なる人気投票の側面が強くなるため、できればやりたくないのです……。
なので、少しでも主人公敗北分岐に “興味を持ってくれそうな展開” を設けつつ、票をバラけさせようと目論んでいたのです……。

最近、諦めました。

しばらくは「主人公」vs「主人公」の構図あるいは、運命改変ミッション制がメインになると思います。
参加者を強制的にチーム分けし、対戦数がそのままポイントになる方式だった最初期が懐かしいです!
あれはあれで、好きな方を応援できない問題などあったんですけどね。

余談ですが、A展開となった後で3人に対する追手が途絶えているのは、治安維持部隊があづみや再蜂起したマーメイドの鎮圧に手一杯だからです。
その「あづみの一件」もひと段落しましたので、青の世界の物語は大きく動かせそうです。

仮にB展開となっていた場合は、いまごろ七尾が神に願いを捧げ、覚醒どころじゃなかったことでしょう。

英雄達の戦記9 第2話 「終末の訪れ」

終末天使たちに襲われたミサキを、他世界のゼクス使いである超と七尾が助太刀するかどうかの分岐でした。
先述の「蒼の矢黒の矢紅の矢」でローレンシウムが破壊され、怜亜が動けない状況だからこそ発生した展開です。

可能性はすでに潰えていますので、ハッキリ言ってしまいましょう。

未曾有の大難ベルゼブブ
P11-002「未曾有の大難ベルゼブブ」
Illust. 安達洋介/工画堂スタジオ

画像はまったく関係のないイメージです。

超と七尾がミサキを見捨てた場合、彼女は連れ去られた先でガムビエルの手先、つまり暗黒騎士となる予定でした。
明言するかどうかを直前まで迷っていたのですが、もし事前に分かっていたら、みなさんはどちらを選びましたか?
Z/Xのプレーヤー諸氏は平和を望む方が多いので、よりはっきりと差が開いただけかもしれませんが。

一方、選択された展開であるミサキを助太刀した場合のオプションには、パワーアップしたシンクロトロンの作成というものもありました。
七尾の精神的な成長を受け、次弾「覇神を穿つ者」で新たなシンクロトロンが登場します。
ですので、ミサキを見捨てていた場合はプレイヤーの七尾もろとも「覇神を穿つ者」には収録されず、怜亜あたりがその位置にハマっていたはずです。

紅蓮焦刃シンクロトロン
「紅蓮焦刃シンクロトロン」
Illust. 吉岡英嗣

そして、ここ半年ほどのパートナーゼクス収録の流れを踏まえると……。

はい! さすがにまだ先の話です。
これ以上は怒られてしまいますので、次にいきましょう!

英雄達の戦記8 第5の2話「義によって助太刀いたす」

なぜ素直に「第7話」としなかったのか、別の意味で謎の残る回です。

ブレイバーを根絶やしにしたい三博士倉敷世羅と、敵だろうと困ってる人は見過ごせない青葉千歳の対決でした。
赤の世界と緑の世界のブラックポイントが入れ替わっている当時のストーリー分岐です。
結果は、世羅と暁十天の勝利。完成したイラストがこちら!

翠竜の双牙 龍膽
B18-086「翠竜の双牙 龍膽」
Illust. 竜徹

……どう見ても、敗けた龍膽です。
それもそのはず。実は「覚醒する希望」開発最初期に予定されていた結果反映カードはこちらでした。

岩竜の焔爪
B18-020「岩竜の焔爪」
Illust. K2商会

イベントカード「岩竜の焔爪」です。
暁十天に特化したテキストを持っています。

ですが、開発中に類似の役割を果たすイベントカードがほかの色にも設けられることになったため、代わりに「翠竜の双牙 龍膽」を英雄達の戦記のシチュエーションを表す結果反映カードという扱いにしたのでした。
しかしながら……スタッフ的にも釈然としない気持ちが残ってしまい、もう1枚追加でつくる運びとなったのです。

義によって助太刀いたす!
「義によって助太刀いたす!」
Illust. 丸山類/工画堂スタジオ

タイトル通りの「義によって助太刀いたす!」というイベントカードのイラストです。
暁十天がいままさに、ふたりのホウライを始末する直前!
テキスト詳細についてはもう少々お待ちいただきますが、暁十天と倉敷世羅を参照します。

ウェイカーについて

英雄達の戦記から脱線しますが、龍膽の話ついでに「覚醒する希望」の紗那を除く5人の主人公について補足します。
世羅、ミサキ、綾瀬の3人はパートナーゼクスとともに覚醒しましたが、ふたりほど扱いの異なる人物がいます。

すでに発表されている通り、千歳のパートナーゼクスである龍膽は「覚醒する希望」ではなく、NF DramaCD 10「紅姫哀詩」にウェイカーverを収録します。
覚醒した龍膽が活躍する物語となっているためです。

破神剣聖 龍膽
P18-016「破神剣聖 龍膽」
Illust. 竜徹

脱線からの余談で恐縮ですが、このイラスト、千歳は紗那のドレスを着ています。
千歳は紗那のドレスを着ています。そんな内容です。

千歳&龍膽が解決したところで、残るはひとり。

相棒にさっぱり変化のなかった雷鳥超ですが……。
そう遠くないうちに、皆様が納得できるような理由が判明するはずです。
お待たせしている分、ただ単に「ウェイカーverが出るわけではない」とだけお伝えしておきます。

◆ ◆ ◆ ◆

最後に!

Z/Xの登場人物にはそれぞれの世界の成り立ちになぞらえた、ある程度の「既定路線」が設定されています。
英雄達の戦記の結果は重要ですが、それだけが作用して、現在の状況となっているわけではないことをご承知ください。

そんな中、異例の出世?を遂げているのは上柚木八千代でしょうか。
彼女は英雄達の戦記のみならず皆様の熱い応援があり、かなり「既定路線」の立ち位置から改善されています。
妹の上柚木さくらがそのあおりを受けている節はありますが、その運命改変力があれば、ふたりが笑い合える未来が訪れるかもしれません。

以上、余計なことを話しすぎて後が怖い、みずいろ浮遊霊でした。

おもな登場人物
英雄達の軌跡
ショートストーリー

第1回 裏切りの話 (2016.06.20)

初めまして、バックストーリーの構築を担当している、みずいろ浮遊霊です。
名前に深い意味はなく、好きな色と属性です。でも、まだZ/Xにはいないんですよね……。
桜街紗那が霊体になってくれれば大体ストライクなんですが。困ったものです。

皆様に関わりのある部分では、フレーバーテキストの大半を執筆しているほか、物語の原案をショートストーリーの形に書き起こしたり、このZ/X公式サイトの更新なども行っています。
もともとは宣伝部署にいたのですが、Z/X公式サイトの更新に関わるうちに、気がつけばカード制作部署に異動していました。

最初期
2012年7月20日のZ/X公式サイト

おかげさまでZ/Xも5年目に突入し、弾数を重ねるうちに公式サイトの情報量は膨大になっています。
さりとて古い情報を片っ端から消していくわけにもいかず、必要な情報を探しにくいというのが実情です。

そこで、6月に入ってから告知の方法を大幅に変更しました。なんとなく気づいていた方もいるかもしれません。
現在はわざわざ公式サイトを確認せずとも、Twitterの告知だけで「最新情報」の「主要部分」を把握できる形式にしています。カード画像の投下などですね。

すでにフォローしていただいている方が大半かと思いますが、様式美としていちおう置いておきます!

もちろんTwitterだけでは限界がありますので、新規情報の詳細を知りたい方や過去に告知した情報のリマインドをしたい方、このコラムのような文字情報メインのコンテンツは、従来通り公式サイトをご活用いただけると幸いです。

それでは!
本題のストーリーの話に移りましょう。

20人のプレイヤー

主人公
Illust. 安達洋介/工画堂スタジオ,狗神煌,吟,桐島サトシ,小林智美,藤真拓哉,
堀愛里/株式会社日本一ソフトウェア,碧風羽,山田J太,竜徹

Z/Xには10人の「主人公」と呼ばれるプレイヤー(ゼクス使い)が存在します。
その一方で、Z/Xには基本種族が20存在します。新規追加されたディンギルはひとまず置いておきましょう。
10人の主人公はそれぞれ異なる種族と紐付けられたため、選ばれなかった残り10種族はサブ種族という雰囲気が初期のZ/Xに漂っていました。

重要人物
Illust. かわく,匈歌ハトリ,柴乃櫂人,にもし,希,萩谷薫,べっかんこう,山田J太,和錆
ART DIRECTION 協力:工画堂スタジオ

状況を悲しんだ皆様から強い要望が寄せられたことを受け、いまでは主人公のほかに「重要人物」として10人のプレイヤーが追加され、最終的に総勢20名となりました。
物語の脇役として最初から組み込まれていた人物がプレイヤーに昇華した形もあれば、当時の潮流に合わせて新たに迎え入れられたプレイヤーもいます。
内訳をバラすのはさすがに野暮なので、よしておきましょう。

ただ、重要人物10人が追加されたからといって綺麗に20種族に分配されたわけではありません。
メタルフォートレスとプレデターに偏ってしまっているのは、それこそ「ストーリー上の都合」です。

パートナーかぶり
Illust. 吟,にもし/工画堂スタジオ,山田J太

雷鳥超は戦斗怜亜のライバルであるため、上柚木八千代は上柚木綾瀬へ憧れていることを受け、同種族の担当となりました。
明確なサポートプレイヤーが存在せず割りを食ってしまった残り2種族については、別のアプローチからのバックアップを考えています。

そして、主人公と重要人物という区分けこそしていますが、彼らのウェイトバランスについてはあまり差をつけていません。
後から登場した重要人物10人が遅れて来た分やや目立っているものの、今後は徐々に初期の主人公10人にスポットライトを当てていく予定です。
現在あまり動きの見られないプレイヤーも活躍の場を設けますので、それぞれのファンの方はしばらくお待ち下さい。

神への依存

裏事情ばかり明かされても困惑してしまうでしょうし、話題を変えて、最新弾付近の背景について触れておきます。

真神降臨編「裏切りの連鎖」では5人のプレイヤーとそのパートナーゼクスが、神の陣営についています。
公開済みの設定に神への依存度を表す「深度」というものがあり、これはゲーム内の新能力「◯◯LvX」と密接に結びついています。
個々のゼクスに関しては本来の性格に起因する個人差こそあれ「ゼクスの深度≒◯◯LvX」でおおよそ間違いはありませんが、パートナーゼクスに関しては少し違います。

明言してしまうと「プレイヤーの深度とパートナーゼクスの深度の平均値≒◯◯LvX」です。
もっと分かりやすく言えばプレイヤーとパートナーゼクスは「一蓮托生」ということです。パートナーですから!
具体例を挙げてみましょう。

きさら&ヴェスパローゼ
Illust. 柴乃櫂人

四皇蟲 隷梏女王ヴェスパローゼ

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大樹ユグドラシルの忠実な尖兵であり、神を利用しているヴェスパローゼは「深度ゼロ」。
ヴェスパローゼにそそのかされ、神に力を願った百目鬼きさらは「深度I」
平均して「ディンギルLv1」に留まっています。

※補足:その後のストーリーでヴェスパローゼも神に願いを捧げ「深度I」となっています。

あづみ&リゲル
Illust. 藤真拓哉

絶望の淵に立たされ神にすがった各務原あづみは最初から「深度III」となかなか深刻な状態。
逆にリゲルは将来的に神へ悪感情を抱くことになるため「深度マイナス」、平均して「ディンギルLv1」としています。
真神降臨編「神域との邂逅」のショートストーリーで明かされた、アドミニストレータ ポラリスとオリジナルXIII Type.XIの直近の動きをご存知の方は、うっすら展開を読めるのではないでしょうか。

少し話がそれます。
明日、6月21日(火) 発売のVジャンプ誌上で、彼女は「神域の機人リゲル」という開発ネームで掲載されています。
製品版では「フラガマキナ リゲル」という名前に変更となりました。なにやら聞きなれない単語です。
どうやらネーミングを担当しているモザイク齋藤曰く「天罰」と「機械」の意味を持つ言葉を組み合わせた造語なのだそう。

さくら&フォスフラム
Illust. にもし/工画堂スタジオ,真時未砂

福音の顕現者フォスフラム

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こうなると、気になるのは「ディンギルLv3」のフォスフラムでしょうか。

姉・八千代の生き様を心配するものの、手を差し伸べる資格がないと心を痛めていた上柚木さくらは「深度II」
それがなぜ「ディンギルLv3」になってしまったのでしょうか。
実はフォスフラムもさくらとはまた別の、異なる願いを神に捧げているのです。
しかも、かなりヘビーな内容です。

吹き抜ける『高潔』スド

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真神降臨編「神域との邂逅」でディンギルのスドが意味深なことを言っています。
真面目で堅物なフォスフラムは「本来の主」の現状について思い詰めてしまい、結果的に「深度III」の状態となってしまいました。
都城出雲と天王寺大和の事情も含め、この辺りは先のストーリーで徐々に明かされていきますので、お楽しみに!

ガーンデーヴァのテキスト

余談ですが、深度の表現においては汎用の「ディンギルLvX」ではなく、上記のように神の名を冠した「ナナヤLvX」などとなっている場合もあります。
これは神全般への依存ではなく、その名前の神個人との繋がりが特に強いことを示しています。
該当するものを見かけたら、ぜひ両者の関係を想像してみてください。

◆ ◆ ◆ ◆

Z/Xは20人のプレイヤーたちに加え、各世界の代表者たちも個別の物語を抱える群像劇の体裁を取っています。
ですが、年に数回しか発売されない商品だけでは物語がなかなか進まず途切れがちとなり、全容を把握し辛いというのが現実です。担当としては申し訳なく感じています。

ブースターパックやスターターデッキの発売に合わせて公開している「ショートストーリー」と、プレイヤーごとの足跡をまとめた「◯◯の軌跡」の確認により大枠はつかめますので、ご興味のある方はぜひご一読ください。
合間を埋めるエクストラストーリーとしては、ドラマCDシリーズのジャケット裏にある短編もおすすめです。

ではまた、次の機会にお会いしましょう!

……最後に!

スターターデッキ「純白の双翼」は今週木曜、6月23日発売です!!

スターターデッキ「純白の双翼」
ブースターパック 真神降臨編「裏切りの連鎖」
おもな登場人物
ショートストーリー

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