CHARACTER

2018.10.11 【 2022.06.30 update

天竜ゆたか

平凡なる混沌の始原「天竜ゆたか」

ゆたか&フレデリカ

プロフィール

ごく普通の少女として育てられたク・リト第一位王女。

パートナーは神域に施された封印解除の混声を発生させる《楽園の鑰匙》として、不完全ながらも神の再降臨に関わったことを悔いていた。神に抗う為には人間のパートナーが必要と考え、現代で最初に出会ったゆたかへ交渉を持ちかける。遭遇当初、ゆたかはゼクスを嫌っていたが、いまやフレデリカにべったり。

天竜ゆたか

Name Yutaka Tenryu / Utica
Voice 茜屋 日海夏
Temper ムードメーカー 恋愛脳
Memo よく寝てよく食べる。
致命的なカナヅチ。致命的な音痴。
イラストが得意と言い張る。
ややグロテスクなものを可愛いと感じる。
Favorite タピオカミルクティー
Birth 7.2(蟹座)17歳? ♀
Size 159cm 92-56-87
Job 教授助手
Family 姉(アスツァール) 妹(ヤトゥーラ)
Shift 【異界】永劫夢ク・リト

フレデリカ

Name Frederica
Voice こやま きみこ
Temper 姉御肌 強気
Memo XIフラッグスのひとり。
見た目に反したソプラノヴォイス。
ショックを受けるとネガティブになる。
封印を解除する《楽園の鑰匙》のひとり。
Favorite 鯉こく
Tribe 青の世界 マーメイド ♀

天竜ゆたかの軌跡

00 出生詳細不明。静岡県育ち。誕生日は正確なものではなく、父に引き取られた日。
01 唯一の家族である父は生涯独身であり、血の繋がりはない。〝詳しいことはおまえが大人になったら話す〟と告げられており、ゆたか自身も物心つく以前のことは覚えていない。
02 漁師を営む父を支えながら、すくすくと育つ。父子家庭ではあるが、家計面など生活環境に不自由はなかった。
ブラックポイント発生。
03 ブラックポイントの調査のため日本各地を駆け回っていたカール・ワイバーン教授と父が、飲み屋で意気投合。そのまま自宅へ押し掛け、ゆたかとも知り合う。以降もワイバーン教授は天竜家を拠点のひとつとし、たびたび立ち寄った。ゆたかは彼好みのプロポーションらしい。
04 5つのブラックポイントを抱える危険地帯である日本は、他国との国交が途絶え、事実上の鎖国状態。不安定な情勢と治安を鑑みた静岡県西部の自治体が近隣の教育機関を閉鎖(対応は地域により差がある)。中学はなんとか卒業できたものの、就職難に直面。
ゆたか17歳。ブラックポイント発生から3年経過(B01「異世界との邂逅」前後)。
05 いつか通うことになるはずだった市立高校校舎が、通りすがりの赤の世界のゼクスに踏み潰される。ゼクスによる被害を伝える報道は日常茶飯事であり、ゼクスに対し、恐怖と嫌悪を抱くようになる。
赤と緑の世界のブラックポイントが転換(B13「変革の疾風」前後)。
神の降臨(B16「神域との邂逅」前後)。
06 ゼクス使いの素質があると判明。ワイバーン教授からお守り代わりのカードデバイスを預かる。お礼も兼ね、彼の調査助手となった。専門知識がないため、秘書のような役割に従事している。
神の追放。神域との封印境界《神門》を白の世界に設置(B20「祝福の蒼空」前後)。
神の再降臨(B26「境界を断つ剣」前後)。
07 空からマーメイドが降って来る。海岸へ打ち上げられ、傷つき気を失っていた彼女を介抱。うっすらと憧れを抱いていた人魚とのまさかの出会いだったが、破壊と悲しみをもたらすゼクスであると気づき、警戒。
08 目を覚ましたゼクスはフレデリカと名乗った。ゆたかがカードデバイスを所持していると知り、助力を迫る。《楽園の鑰匙》として神の再降臨に関与したことを悔いる彼女は、神に穢された《叶えし者》を救済する《討ち祓う者》としての活動が贖罪に繋がると考えていた。
09 ワイバーン教授の助手として奮起。歩み寄り、どうせなら〝必要以上に仲良くなる〟ことを条件にパートナー関係を結ぶ。
10 タガが外れ、フレデリカにべったり。
ク・リトの降臨(B28「星界の来訪者」前後)。
11 なんの前触れもなく、海底から異形の集団が続々と出現。第一発見者のワイバーン教授は未知との遭遇に激しく興奮。異海の種族を、伝承や虚構として語り継がれる精神次元の存在「ク・リト」と呼んだ。彼らはゆたかを迎えに来たと言い、魔導書ネクロノミコンの所在を尋ねた。寝耳に水の事態に怯える。
12 ク・リトのリーダー、夜刀うららとの邂逅。人間となんら変わりのない風貌の少女は、ゆたかの妹であり、ク・リトの第二位王女であるという。第一位王女のゆたかは宇宙の彼方に存在する故郷への帰還を迫られるが、拒絶。
13 うららの腹心であるヨグ・ソティスが魔導書ネクロノミコンの所有者である黒崎春日とネイを強制召喚。「ゆたかの地球残留」「ネクロノミコンの返還」を巡り、4人はチームを組んで共闘。勝負の立会人として通りすがりの少年、戦斗怜亜が採用される。
NF DramaCD 16「ユニバース・プリンセス」
14 黒の世界へ送還される春日とネイを見送る。外野が減った途端にうららが馴れ馴れしくなり、フレデリカとの奇妙な三角関係が成立。
15 うららの名古屋観光に付き合わされる。ワイバーン教授はうららとネイの勝負過程で破壊されたパソコン(重要書類入り)修復のため、天竜家残留。途中まで同行していた怜亜とも別れ、いよいようららがはっちゃけ始めた。フレデリカとふたりきりの時間を阻害され、面白くない。
16 何度か訪問経験のある名古屋は変貌していた。散乱する窓ガラス、煙を吹きながら衝突する車、立ち並ぶ漆黒の石像、そして―― 闊歩する殺戮機械。
17 神アヌが竜へ連なる者の滅亡を宣言。名古屋を中心として、後に「ナゴヤ・クライシス」「討祓戦」と呼ばれる争いが開始される。焼失音波「ウィルス・ヴォイス」や《叶えし者》による破壊活動が活発化。
18 神ティアマトがフレデリカを襲撃。彼女は《神門》の封印解除を不完全に終わらせ、恥をかかせてくれた《楽園の鑰匙》たちへ、復讐心を抱いていた。フレデリカにとっても因縁の相手であり、うららと共闘して撃退。
19 夢に描いた姉との時間を堪能したうららが、ク・リトの故郷である幻夢郷の危機、アドミニストレータ ソルの侵略を打ち明ける。詳細を聞かされるうちに記憶はなくとも不思議な郷愁に見舞われたゆたかは、王女への就任は拒絶しながらも、妹の言葉を信じた。幻夢郷で必要になるという、ドリーム・キー【星】を受け取る。
20 断続的な大地の鳴動を確認。五神竜とラストゼオレムが眠りに就き、始まりの竜が神エンキとして目覚めたことによるものだが、知る由もない。
神の討祓(B33「輝望<フロンティア>」前後)。
21 父へ通話。しばらく戻らない旨を伝えると、察した父はゆたかの不思議な出自について語った。続けてワイバーン教授へ通話。助手業務が行えなくなる旨を伝えると、教授の幻夢郷知識が炸裂。興奮しながら同行をせがんだが、あまりの鬱陶しさにフレデリカがキれ、通信を切断した。
22 ディンギルの「討祓戦」で活躍した9人のゼクス使いと合流。極めて個性的なメンバーと得体の知れないゼクスに萎縮するが、怜亜の姿を見かけ、ほっとする。
23 日本海溝に沈められたゲートを通じ、幻夢郷へ到達。うららと共にアスツァールを訪問。悠久の時を経た三姉妹の対面は、うららとアスツァールの口喧嘩で終わってしまう。
24 幼い頃に過ごしていたという自室を案内され、キモカワグッズの数々に癒やされる。なにかを思い出すようなことは特になかった。
25 ソルの侵略に対する説明のないまま、数日が経過。アニムスと水遊びするなどして過ごす一方、あれだけ馴れ馴れしかったうららが絡んで来ない。望んでいた状況にも関わらず、物足りなさを感じてしまう。似たような境遇の天王寺飛鳥や上柚木さくらと、幻想的な景色を見渡せるバルコニーで黄昏れ、慰め合う。
26 様々な対応に追われて走り回るうららを見かね、手伝いを打診。やぶへび。形だけとはいえ第一位王女就任を承諾させられる。第一位王女の帰還は王族にとっての一大イベントだが、勝手気ままに過ごす一般ク・リトがうららの緊急招集に応じる訳もなく。パーティやセレモニーの開催は見送られた。
27 うららから直接、ニーナ・シトリーと上柚木綾瀬の決闘について聞かされる。人間同士、ゼクスの力を借りてまで傷つけ合う行為に理解が及ばない。〝生命の駆け引きが見られるわ〟と浮かれ気味な妹の様子に、内心、引く。
28 周囲の人間に比べてあまりにも平凡であり、王女になったことを軽く後悔。いつものバルコニーでいつものように黄昏れていると、王城を出てゆく天王寺大和に伝言を託された。
29 飛鳥を訪ねるため、行くつもりのなかった闘技場へ足を運んだ。直後、王城が何者かの襲撃を受ける。有事の際に全体指揮を担ううららの姿がなく、なし崩しで指揮系統最上位へ。不測の事態におろおろするばかりだったが、辛うじて怜亜へ出撃を依頼。
30 フィエリテが展開した結界の中、王城を揺さぶる衝撃に怯える。フレデリカになだめられながら、大和の伝言を伝えた。飛鳥は兄が王城を後にした事実に気付いており、既に獅子島七尾へ追跡役を依頼したという。堂々とした様子と対応の早さに胸を〝トゥンク〟させ、界隈(フィエリテ&フレデリカ)をざわつかせた。
31 決闘決着後に綾瀬が失踪。うららの心労を思うと、身勝手さに堪忍袋の尾が切れた。すぐに冷静になり、溜飲を下げる。
32 天井吹き抜けとなった作戦会議室にて、顔合わせを兼ねた「対ソル陣営大規模作戦会議」が行われる。しかしながら、具体的かつ有効な作戦は立案されず、ひとまず解散となる。
33 悪夢「アルター」が一斉に現出。ゼクス使いそれぞれのパートナーが白昼夢に襲われたような状態となる。直後現れた第二の刺客ウリエルによるものと判明するが、ドリーム・キーによる防衛も効かず、対処法が不明。
34 励ましにより、フレデリカが〝イケメン女子になる〟悪夢を克服。ゆたか的に、それはそれで良かった。
35 ほのめ、あづみ、七尾、ミサキが(再)合流。
36 2回目の「対ソル陣営大規模作戦会議」が行われる。ソルの拠点を強襲し、幻夢郷の破壊を阻止する作戦が決定。ゆたかとうららは「王女チーム」を編成し、いずれ暴れ出すであろうアスツァールの対処に当たる。
37 相馬が王城および作戦から離脱。緑の世界へ。
38 ヴェイバトロンの背に乗り、移動開始。生まれて初めて巨大ロボットに乗り、興奮気味となる。
英雄達の戦記DW
39 八千代が雲の彼方に打ち上げられた大和の信号弾を確認。さくらの風読みや春日の未来予知、シンクロトロンのトレースによるブライトロン信号の消失点とも合致したため、ソルの拠点と断定。
叡智極点戦争 開戦(B39「破天<ワールドオーダー>」前後)。
40 キュレータやアスツァールとの全面対決が始まった。6チームに分かれ、作戦開始。無差別に破壊を振りまいているアスツァールの元へ、うららと共に急行。ついに三姉妹が集結した。
41 根源ク・リトの能力を使いこなすアスツァールに、ゆたかやうららの力は通用しなかった。うららが不意を付いてアスツァールとのイグニッション・オーバーブーストを決行。支配を試みるが、逆に意識を呑まれてしまう。かつて神域を色彩の無い虚無な空間へ変貌させたアスツァールの超破壊攻撃が、いま、幻夢郷へ放たれようとしていた。
42 ごく普通の女子高生が生死を懸けた戦場に立っている状況に、我に返る。
43 フレデリカの指揮に合わせ、歌を披露。あまりの酷さにアスツァールの集中が途切れ、ヤトゥーラ(うらら)の意識は回復する。尊厳を傷つけられ、凹んだ。
44 根源ク・リトに掌握され、半狂乱となったヤトゥーラ(うらら)に触れたことで三姉妹が物理的・精神的にリンク。ユティーカ(ゆたか)によって根源の意思は制御され、破壊波動を停止した。
45 叡智極点戦争終結。破壊を免れたク・リト王城でしばし休息した。
46 互いの理解度を高めるため「三姉妹カラオケ大会 in 永久牢」が開催される。誰にも咎められずにエンドレスで歌い続けるゆたかは上機嫌。アスツァールとType.XIIの精神は病んだ。
47 現代世界(竜域)へ帰還したら、なんとかして何処かの高校に入学し、普通のJKになりたいと思っている。ク・リトの第一位王女となる覚悟は、無かったことにした。
幻夢郷からの旅立ち(B40「勇気<クライシスアーク>」前後)。
48 ヨグ・ソティスのゲートをくぐり、緑の世界へ到達。想定外の運命を共有したのは、ほのめ、さくら、八千代、紗那、それぞれのパートナー。
49 不可視の斬撃に襲われ、いろんな意味で後が無い。
50 果てのないジャングルを徘徊。大樹ユグドラシルが活性化しており、揺れる大地と水・食料の枯渇に苦しめられる。不自然なまでに生気を失いつつある同行者を奮起させようとフレデリカが歌と演奏で励ますが、いつしか彼女の口数も減っていった。
 
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