CHARACTER

2015.05.29 【 2025.08.08 update

剣淵相馬

翻弄される運命樹人化する改造人間「剣淵相馬」翻弄される運命樹人化する改造人間「剣淵相馬」

剣淵相馬&フィーユ

プロフィール

旧時間軸では女性運が極めて悪く、特にルクスリアとピュアティからさんざんに弄ばれた。

ストレスに晒されて生きてきたため感情に流されることが少なく、危機的状況で頼りになる場面は多い。

フィーユは緑の世界のライカンスロープ。お気にいりの相馬の後をついて回る。

未知の道具に興味を示し、新しい武器を使いたがる。見た目に似合わぬ怪力の持ち主でもある。

新時間軸に時空跳躍した際、記憶を持ち越した極めて稀有な例。

ふたつの記憶が混在する状態に馴れず、困惑している。

剣淵相馬

Name Soma Kembuchi
Voice 細谷 佳正
Temper いじられ上手 硬派
Memo 樹人化能力を持つ改造人間。
プラセクトの捕獲で右に出る者はない。
ワイルド料理が得意。
風景画の描写を隠し芸に持つ。
Favorite
Birth 5.5(牡牛座)19歳 ♂
Size 180cm
Job 千年國の傭兵
Family 父 母 兄 姉 弟 弟 妹 妹
Memory 旧時間軸の記憶保持者

フィーユ

Name Feuille
Voice 小澤 亜李
Temper 寂しがり 人懐こい
Memo 本名はリオン。親が五頭領だった。
元五頭領のガイルタスクに狙われている。
特殊語尾はもともと演技。癖になっている。
両親やふたりの妹とは死別。
Favorite
Tribe 緑の世界 ライカンスロープ ♀
Memory 旧時間軸の記憶保持者

剣淵相馬の軌跡

000 北海道生まれ。
001 大家族にもまれて育ったため、ハングリー精神が強い。ゼクス使いとなった後の、サバイバル能力の高さにも反映されている。
ブラックポイント発生。相馬16歳前後。
002 ゼクスによる被害が連日報道される。18歳の誕生日を迎えると同時に高校を中退し、自衛官となる展望を抱く。
003 剣淵家の兄夫婦が北欧人の留学生、ユーリ・ヴィヴァ・クルゥシをホームステイ先として受け入れ。日本名が長知内ユーリとなる。二世帯住宅であるため、ひとつ屋根の下。歳下の彼女も同じ高校へ通うため、面倒を見るよう言い渡された。
004 ユーリが大企業ルクスリアグループの社長令嬢であると知る。したたかな経営者の感性を身に着けるため、ブラックポイントが密集する日本へ送り込まれていた。表では清楚な風紀委員を演じ、裏では悩みの種。
ブラックポイント発生から1年経過。相馬17歳前後。
黒の世界の枢要大罪“傲慢”ルシファーと“強欲”マンモンが赤、青、白、緑の世界に対して全面戦争を宣言。
緑の世界と自衛隊東北方面隊が連携し、福島と群馬・栃木・茨城の境界付近へ防衛線を設置。
005 苛烈になった黒の世界の侵攻に対し、正義感を燃え上がらせる。
006 苛烈になったユーリの誘惑に対し、一方的に振り回される。
007 赤の世界と緑の世界のブラックポイントが入れ替わる事件が発生。よく分からないうちに元通りになる。
ブラックポイント発生から2年経過。相馬18歳前後。
神の降臨と帰還。人類に対する憎悪と恐るべき能力を知る機会は訪れなかった。
黒の世界が青の世界勢力圏である静岡・山梨へ侵略。緑の世界と黒の世界が激突する北関東エリアと合わせ、「極限危険地帯」に指定される。
008 ユーリに説得され、中退することなく高校を卒業。自衛隊東北方面隊へ入隊し、寮住まいとなる。トラブルメーカーから解放されて悠々自適な日々。
009 深夜の寮に露出度高めのユーリ襲来。卒業を待たずして、本国から帰還命令が下ったと告げた。再会を約束したのち、風紀を著しく乱したとして、幕僚長の青葉電から直々に厳重注意を受ける。
010 体力と精神力を見込まれ、数名の同僚とともに国家を上げた秘密実験の被験体に抜擢される。プラセクトの因子を埋め込む改造手術を受けた同僚たちが、拒否反応を起こし次々と死亡してゆく中、唯一生き残る。生身でゼクスと渡り合える「樹人化」の能力を獲得。
011 極秘任務からひとりだけ生還したため、犠牲者の友人などから心無い噂を流され、孤立。脱退届を提出したものの受理されず、樹人化の能力を活用して脱走した。家族に会わせる顔も無く、サバイバル生活を送る。
012 自衛のためのプラセクト用トラップに引っ掛かっていた、ライカンスロープのフィーユを救出。懐かれる。
013 フィーユを連れ去ろうとしたディアボロスのサエウムを撃退。ますます懐かれる。一匹狼を気取っていた相馬だったが、観念してパートナーに迎え入れた。
014 フィーユの紹介で千年國を訪問。協調関係にある自衛隊東北方面隊が駐屯しており、青葉幕僚長と鉢合わせ。秘密実験の顛末については互いに黙秘することで示談とし、正式に自衛隊を脱退。少なくない慰謝料を受け取った。
015 慰謝料を千年國へ寄付。同時に千年國常駐のゼクス使いとなる。プラセクト捕獲の巧みさから「虫取り名人」として親しまれ、リアクションの楽しい悪戯ターゲットとしてリーファーに重宝される。
016 姫と呼ばれて住人から親しまれる青葉千歳に〝ちいさい〟〝子供みたい〟などの禁句を連発し、制裁を喰らう。
ブラックポイント発生から3年経過。相馬19歳前後(B44「邂逅<ワールドリンク>」前後)。
現代世界の英雄として名を馳せる都城出雲が、赤、青、白、緑の世界へ「四世界議会」の締結を打診。黒の世界を討つための同盟提案に対し、赤の世界の三賢哲セーラ、青の世界のアドミニストレータ ポラリス、白の世界の四大天聖ミカエル、緑の世界の八戴龍王 和修吉による調印がなされた。和修吉はその後、議員の座を辞退している。
017 旧時間軸の記憶が合流。意識混濁状態となり、千年國の住人に〝夢と現実がごっちゃになっている〟と心配される。相馬自身に関する、旧時間軸/新時間軸のおもな差異を下記へ記載。
①改造手術後に眠り病の後遺症を併発した。のちに克服/併発していない。
②秘密実験の関係者を暴走で全滅させた/暴走していない。
③プラセクトを闇取引していた/取引していない。
④学生時代にユーリと出会っていない/出会った。
018 四世界議会の親善大使に任命された千歳が名古屋へ発つ。
019 1年程度の時間を遡り、似て非なる時空を過ごしてきた別の剣淵相馬とひとつになったのだと理解。同じ境遇の人物に遭遇するまで黙秘とすることをフィーユと約束。少なくとも千歳と龍膽は〝同類〟ではなかった。
020 ガイルタスクがフィーユに求愛行動を示す。あまりの気味悪さにぶっ飛ばした。
021 ユーリが自家用機で相馬を訪問。新時間軸の記憶を探り、2年ほど一緒に過ごした人物であると同時にルクスリアやピュアティの前身であると本能で把握。ルクピュアによる悪夢とユーリによる悪夢がないまぜに蘇った。
022 相馬とフィーユの関係は番(つがい)なのかとからかわれ、相馬は〝ちげぇよ〟と即答したが、都城出雲とガーンデーヴァの関係を想像したフィーユは顔を赤らめた。新時間軸における出雲の立場を思い出した相馬は、彼や周辺人物のひとりくらいは〝同類〟であることを期待。しかしながら、千年國から名古屋まではかなりの距離があった。
023 なんの因果か自家用機で訪れたユーリへ、名古屋への飛行を頼み込む。快諾したユーリは名古屋方面ではなく、黒の世界支配圏である関東へふたりを連れ去った。
024 ユーリは自身の立場がルクスリアグループの社長令嬢であると同時に、世界の暗部を暴いて天罰を与える慈善事業団体「懲罰委員会」の委員長であると告白。なんの話をされているのか、さっぱり理解が及ばなかった。
025 ブラックポイントから黒の世界へ入った3人は、枢要大罪“怠惰”ベルフェゴールと面会。相馬が黒の世界へ進んだ姿であった。
026 ベルフェゴールは枢要大罪ながらも懲罰委員会と内通し、黒の世界の早期敗北を願っている。正義感などではなく、全面戦争に加わるのが面倒だから。理由はともかく、自分と同じ顔をした魔人を信用した相馬は〝天王寺を守れ〟というミッションを受諾。目的は封印された枢要大罪“憤怒”サタンの復活阻止だという。
027 新旧時間軸の知識を総動員しつつ、ユーリと協議。旧時間軸で黒の世界に存在した「墓城」が、新時間軸の現代千葉にある「バシリカ・トゥーム」と立ち位置が似ている点に着目。トップは同一人物との予測を立てた。相馬はおもな枢要大罪の特徴と能力を教わり、役目を終えたユーリは懲罰委員会へ帰還している。
028 ブラックポイント外へ向かう途中、バシリカ・トゥームの勢力と遭遇。黒の世界へ攻め込んできた彼らの軍勢には、護衛対象である開祖アトマスカヤのほか、さくらや春日の姿も。彼らは枢要大罪“色欲”アスモデウスの軍勢と激戦真っただ中。黒の世界のゼクスが味方、緑の世界のゼクスが敵という、不思議な状況だった。
029 アスモデウスは目を合わせた女性を魅了洗脳する能力を持つ。つまり、相馬には影響が及ばない。春日と協力してアスモデウスの無力化に成功するが、ライカンスロープたちの洗脳が解かれることはなく、混戦は続く。
030 黒の世界の親善大使を名乗るイリューダ・オロンドがアトマスカヤとの面会を申し出る。懐疑的ながらも開祖は受け入れ、ライカンスロープの相手をバシリカ・トゥーム軍に託した。一方、イリューダの本性を熟知している相馬はさくらと春日へ呼び掛け、パートナーゼクスとともにアトマスカヤの守りを固める。
031 皆がイリューダとマルディシオンに注視しているスキを突き、死角からクレプスがアトマスカヤを強襲。ネイの未来予知を受けたフィーユがいち早く反応したものの、邪恋五頭領と化していたウェアキャットの妨害を受ける。
032 ウェアキャットを振り払った時には、すべてが終わっていた。血に塗れ、倒れ伏す男は天王寺大和。〝天王寺を守れ〟というベルフェゴールのミッションを達成できず、苦虫を噛み潰す。
033 枢要大罪“強欲”マンモンが出現。春日の貌を持つ大罪に、処刑が検討されていたアスモデウスの助命を嘆願される。強敵との戦闘に身構えていた相馬たちは拍子抜け。
034 大罪ふたりとオロンド父娘らを連れ、バシリカ・トゥーム軍が撤退。未だ洗脳状態の解けないゼクスたちが同士討ちを繰り広げる現場は、駆け付けた出雲たち四世界議会軍へ託した。
035 今後の行動について思案を巡らせていると、視界の先にピュアティを発見。本能的に後ずさった瞬間、虫取り名人お馴染み、くくり罠に引っ掛かる。慌てたフィーユが逆さまに吊り上げられた相馬を脱出不能にしてしまう。
036 がんじがらめの相馬に、よく知る声が話し掛ける。和修吉の真摯な顔つき、うつむくピュアティの様子から、逼迫した雰囲気を察知。語られたのは、大樹ユグドラシルを伐らねばならないこと、大樹自身がそう望んでいること。
037 旧時間軸の記憶を引き継いだ真意を汲み取り、決意した相馬はブラックポイントへ侵入。目的地は緑の世界のモウギ。
第6星界に流星雨が降り注ぐ(枯樹星華編 IG01「ユニゾンドライブ」前後)。
隣接星界である第5星界が第4星界に呑まれ、生命を拒む「シゴ星界」と成り果てる。直後、リング・デバイスが第4星界の管理者U-cthurus(ユークトゥルス)からの宣戦布告を受信。嘲るように〝第6星界の勇者を待つ〟と語った。挑戦権を有するのはリング・デバイスを装着する24名のゼクス使いから10名のみ。
038 第4・第5・第6星界の緑の世界は「メタバース・グリーン」により大樹ユグドラシル内部で繋がっているため、相馬は意図せずして、シゴ星界へ到達している。
039 ピュアティと和修吉の立ち会いのもと、ソーマの墓標であるモウギを暴く。緑の世界へ進んだ未来の自分自身と同化。九戴龍王を束ねた勇猛果敢な剣士の姿となり、大樹ユグドラシルの伐採を最終目標に掲げた。
 
同行 剣淵相馬+フィーユ,和修吉,ピュアティ
座標 シゴ星界(緑の世界)

旧時間軸(E38・B43以前)