CHARACTER

2015.05.07 【 2025.08.25 update

獅子島七尾

人と人の和を重んじる絡繰忍術帰国子女「獅子島七尾」人と人の和を重んじる絡繰忍術帰国子女「獅子島七尾」

獅子島七尾&シンクロトロン

プロフィール

旧時間軸では学者と忍者の娘として特異な能力を発揮。

気さくな人柄の帰国子女で、他世界に所属するゼクス使いである世羅やニーナとも友情を築いた。

シンクロトロンは青の世界のキラーマシーン。三神器の合体時は大型の武器に変形する。

七尾が開発したAIが搭載されており、仲は極めて良好。人語は話せないが、七尾にだけは伝わる。

新時間軸に時空跳躍した際、ふたりは記憶を失ったものの、絆は保持。

かなり早い段階から青の世界へ招致されており、神器のテストパイロットとして協力した。

獅子島七尾

Name Nanao Loewe Shishishima
Voice 東山 奈央
Temper 好奇心旺盛 柔軟
Memo アメリカからの帰国子女。
半人前ながら忍術を使用可能。
発明や人工知能プログラミングが得意。
パイロットとして不適合になりつつある。
Favorite バナナ
Birth 8.7(獅子座)13歳 ♀
Size 142cm 84-52-77
Job 中学1年生
Family 母 父(カール・ワイバーン)
Memory 旧時間軸の記憶消失

シンクロクロン

Name Synchrotron
Voice  
Temper おしとやか 夢見がち
Memo 三神器のひとつ。
メタルフォートレスの技術を転用。
ガールズトークが好き。
モールス信号で会話する。
Favorite アップグレードプログラム
Tribe 青の世界 キラーマシーン ♀
Memory 旧時間軸の記憶消失

獅子島七尾の軌跡

000 マサチューセッツ(アメリカ)生まれ。上柚木綾瀬とは遠い親戚筋に当たる。
001 学者にして他世界解釈の権威である父親(カール・ワイバーン)と、くノ一である母親(獅子島三尾)の影響を受け、からくりロボの発明を趣味に忍術の修行もこなしながら育つ。
002 ブラックポイント発生の少し前に、両親と共にマサチューセッツから日本の伊賀(三重)へ引っ越す。
ブラックポイント発生。七尾10歳前後。
003 アドミニストレータ カノープスが来訪。クローンではなく現代世界の純粋な少年少女の精神力を原動力とする「神器」のパイロットに勧誘される。メカ好きの七尾は両親に相談し、父親同伴の条件付きで青の世界へ。適性試験には及第点ながらも合格し、シンクロトロンのパイロット「セブンステイル」を名乗る。カードデバイスを支給された。
004 パイロット選別の基準はアドミニストレータの前身となる子供であること。計画初期段階では各務原あづみも候補に挙げられていたが、アドミニストレータ ベガの許可が下りなかった。ちなみに、同伴したワイバーン教授は、アドミニストレータ デネボラやバトルドレスの暗殺者へ現代忍術を伝授する指南役に就任している。
005 高度なテクノロジーに触れた七尾は独自のAI開発に着手。球状の飛行物体をディアと名付け、日々、バージョンアップさせていった。
ブラックポイント発生から1年経過。七尾11歳前後。
黒の世界の枢要大罪“傲慢”ルシファーと“強欲”マンモンが赤、青、白、緑の世界に対して全面戦争を宣言。
緑の世界と自衛隊東北方面隊が連携し、福島と群馬・栃木・茨城の境界付近へ防衛線を設置。
006 おもな任務は青の世界の辺境で発生するマーメイド(非クローンの人間)の反乱鎮圧。本来は治安維持部隊リヴァイアサンと協力すべき立場だが、両者の仲裁を最優先に活動した。神器とのシンクロが想定値を下回り、機体を破損させることも少なくない。シンクロトロンの設計見直しと七尾の契約解除が検討される。
007 七尾を前身とするデネボラに意見を求めたカノープスは、キラーマシーンの技術を主軸に置き換えるとともに、七尾開発のディアをAIとして搭載。改めて行われた適性試験で七尾はハイスコアを叩き出した。直後、七尾とは直接的な関係の無い各務原あづみも所持していたリング・デバイスが装着される。構造原理の解明は遅々として進んでいなかったが、腕輪を持つ者にはなんらかの共通点があるはずだと、彼らは考えた。
ブラックポイント発生から2年経過。七尾12歳前後。
神の降臨と帰還。人類に対する憎悪と恐るべき能力を知る機会は訪れなかった。
黒の世界が青の世界勢力圏である静岡・山梨へ侵略。緑の世界と黒の世界が激突する北関東エリアと合わせ、「極限危険地帯」に指定される。
008 名古屋でダームスタチウムが暴走。白の世界のケット・シーによる犯行だった。
009 サイクロトロンのパイロットとして「サンダーバード」が、ローレンシウムのパイロットとして「セイント・レイ」が相次いで仲間入り。戦斗怜亜とはすぐに打ち解けたものの、雷鳥超は二度にわたる招集に応じなかった。
010 三神器がバージョンアップ。ヴェイバトロンへの合体変形が可能となる。騙す形で招集された超が激怒。怜亜と主導権を巡っての決闘となる。超とサイクロトロンに軍配が上がったものの、喧嘩両成敗で七尾がリーダーに任命された。リーダーシップを発揮するタイプではないと自覚する七尾にとって、超の制御は困難を極めることとなる。
011 アドミニストレータ ソルと青の世界が誇るスーパーコンピュータ「シャスター」が強行していた「全人類アーカイブ計画」への反感が爆発。マーメイド艦隊を中心とした、自由を勝ち取るための革命戦が勃発。シャスターが統率するゼクスが並行過去世界(現代世界)へ流出するのを未然に防衛するよう、三神器のパイロットたちへ任務が下った。
012 超が任務を放棄し、シャスターとソル側に加担。口を開けば皮肉ばかりの彼にも熱い正義感を感じていた七尾は、父親とデネボラに諜報活動を依頼。男と男の勝負を繰り広げる怜亜と超に頼らず、ひとりで任務を完遂した。
013 超が不自然な行動を取った原因は父親を盾に取られたため。カール・ワイバーンが派手に暴れまわる裏で、デネボラが超の父親を保護。決闘にも敗れた超は怜亜と七尾を正式な仲間と認めた。
014 革命戦が最終局面を迎える。デネボラの導きで「最強戦力」として青の世界の中枢へ。七尾の号令のもとヴェイバトロンへ合体し、シャスターの端末である「FPGAアトラス」を破壊。あづみとベガのアシストもあった。
015 アドミニストレータ アルクトゥルスの裏切りに遭い、幻夢郷への離脱準備を進めていたソルが拘束される。ソルの立ち会いのもと再起動されたシャスターは「FPAAアトラス」の管理下へ置かれた。革命戦終結。
016 目的を見失ったソルが廃人と化し、彼の犯罪に加担していたベガとアルクトゥルスは青の世界の再生に欠かせないとして処分保留。シャスターに利用された治安維持部隊は指揮系統を一から見直され、再編された。三神器とそのパイロットたちは「聖女」ニーナ・シトリーとともに、並行過去世界(現代世界)の若きゼクス使いで構成される治安維持部隊フォルセティへ所属。三神器リーダーが七尾から超へ移譲される。部隊の隊長はカノープス。
017 父親のカール・ワイバーンが超の父親である雷鳥業(はじめ)を物理的・精神的に更生させるべく、ともに並行過去世界(現代世界)へ帰還。
ブラックポイント発生から3年経過。七尾13歳前後(B44「邂逅<ワールドリンク>」前後)。
現代世界の英雄として名を馳せる都城出雲が、赤、青、白、緑の世界へ「四世界議会」の締結を打診。黒の世界を討つための同盟提案に対し、赤の世界の三賢哲セーラ、青の世界のアドミニストレータ ポラリス、白の世界の四大天聖ミカエル、緑の世界の八戴龍王 和修吉による調印がなされた。和修吉はその後、議員の座を辞退している。
018 シンクロトロンのコクピットが改装され、3名まで搭乗可能となる。メインパイロットはあくまで七尾のままだが、敵にまで温情を与えるような性格が〝迷い〟を招く場面が多く、サブパイロットの必要性が論じられた。ふたつめの席にはニーナが仮登録されている。
019 四世界サミットの警備任務へ。表向きには明かされていないが、サミットはある作戦を遂行するための陽動であるため、多数の治安維持部隊が投入される注目のイベントとなった。
020 黒の世界の枢要大罪ベルゼブブ率いる魑魅魍魎が四世界サミット会場を強襲。雑多なゼクスを治安維持部隊ジズとバハムートへ任せ、三神器はベルゼブブと対峙。合体形態を嫌う超の主張により、それぞれの得意分野で連携攻撃を行った。シンクロトロンは撹乱と遊撃を担当。
021 なにもかもを喰らう枢要大罪“暴食”ベルゼブブは強敵だった。リソースとジャスティス・スピリッツを削がれ、ついにはシンクロトロンがまるごとひと飲みにされてしまう。敗北を意識して挫けそうになったものの、仲間たちの合体号令の掛け声に希望を取り戻した。
〝7th tail stand-by. みっつの心をひとつに!〟
022 合体プロセスによりベルゼブブの体内からシンクロトロンを強制排出。攻勢に打って出た七尾たちは、ついに強敵へ手傷を負わせた。駆けつけたニーナの聖女結界に妨害されたベルゼブブはヴェイバトロンを喰らえず、名残惜しそうに撤退。会場は滅茶苦茶にされたものの、陽動作戦は成功を収めた。
023 フォルセティに新メンバーにして最年少となる、百目鬼きさらが加入。
024 シンクロトロンがバージョンアップ。卓越したAI技術により七尾の脳波を読み取り、機体を手足のように操縦できるようになった。ふたりのサブパイロットが新たに配属され、これまで彼女の弱点とされてきたメンタル面をバックアップする。きさらの陰陽術とニーナの聖女結界がまるで忍術のようだと大興奮。
025 出撃指令を受け、現場へ。別時空からの来訪者と思しき5組のパニッシャーが、炎と氷を纏った両腕を振るいながら禍々しいブレスを吐くドラゴン相手に戦っていた。友軍であると判断され、共闘体制を取る。
026 仲間と話し合い、ドラゴンを完全討伐せず無力化する方針となる。
027 時間切れとなったパニッシャーたちが強制送還される際に発した光でドラゴンが硬直。その隙を逃さず、ローレンシウム、サイクロトロンとともに渾身の三連撃を与える。
028 ドラゴン形態から少女の姿へ変じた人物はリルフィと名乗った。彼女を操っていたトライバル・トランサー(TT)は治安維持部隊カーバンクルに捕縛された。
029 ドラゴンの真の姿が自分と同年代の少女だったことから感情移入。遅れて現れた青の竜の巫女ユイに青の世界で匿いたいと嘆願する。ユイはリルフィと面識があった。かつて彼女の事情や言葉を信じようとせず、突き放したことを後悔していたため、提案が受け入れられる。
030 青の世界はアルクトゥルスの暗躍により、他世界、特に緑の世界からの信頼を失いつつある。その状況下で爆弾を抱え込むような判断にベガは難色を示したが、七尾の熱意とユイの分析力、リルフィの人柄を信じて事後承諾した。
031 護送中のTT姉妹が逃走。カーバンクルを襲った急激な倦怠感は、枢要大罪“憂鬱”アスタロトの仕業だった。
032 精神汚染を振り撒きながら彷徨う魔人の討伐指令が、帰還したばかりのフォルセティに下る。無策のまま近付いても、行動不能に陥るのは確実。事故現場へ向かいながら、対策を議論した。
033 討伐作戦開始。突貫で敷設された線路の始点で待機する、ローレンシウムとサイクロトロンが発車したのを見計らい、サブパイロットのニーナとパートナーのメインクーンを射出。
034 ニーナが奪取した神祖の仮面を狙い違わずギガシュリケンで破壊。即席の作戦を安定したチームワークで危なげなくこなし、カノープスと超から〝上出来〟の評価をつかみ取った。
035 きさらの絶叫。上空に多数の流星が出現していた。うちひとつがシンクロトロンを、否、パイロットの七尾を目掛けて落ちて来る。被弾不可避の予測がシャスターから伝えられた。サブパイロットのきさらとヴェスパローゼを射出し、全力のジャスティス・スピリッツでシールドを展開。
第6星界に流星雨が降り注ぐ(枯樹星華編 IG01「ユニゾンドライブ」前後)。
隣接星界である第5星界が第4星界に呑まれ、生命を拒む「シゴ星界」と成り果てる。直後、リング・デバイスが第4星界の管理者U-cthurus(ユークトゥルス)からの宣戦布告を受信。嘲るように〝第6星界の勇者を待つ〟と語った。挑戦権を有するのはリング・デバイスを装着する24名のゼクス使いから10名のみ。
036 命中による物理的な衝撃は無く、周囲の景色が一変。なにもかも枯れ果てた大地となる。超、きさらが見当たらない。治安維持部隊との連絡は不通。高速で接近する五色のリソース反応。リング・デバイスにも〝Unizon Drive !!〟のアップデート表示。
037 邪神竜を巡って共闘し、パニッシャーと呼ばれた少女たちと再会。第4星界に呑まれた第5星界、シゴ星界なる領域へ迷い込んだのだと知らされる。怜亜、ニーナとともに、星界難民が集まっている富士御崎学園へ。
 
同行 戦斗怜亜+ローレンシウム,獅子島七尾+シンクロトロン,ニーナ・シトリー+メインクーン
座標 シゴ星界(嫉妬の破片/富士御崎学園)

旧時間軸(E38・B43以前)