CHARACTER

2016.03.22 【 2025.08.25 update

ニーナ・シトリー

世界を絆ぐ虹の架け橋にゃんこ大好き「ニーナ・シトリー」世界を絆ぐ虹の架け橋にゃんこ大好き「ニーナ・シトリー」

ニーナ・シトリー&メインクーン

プロフィール

旧時間軸では〝大罪人ガムビエルの根源〟として、宿命に立ち向かった。

和解には至らないまでも、憎悪に溺れる上柚木綾瀬に正常な人心を取り戻させている。

メインクーンは白の世界のケット・シー。泥棒猫として悪名を轟かせていた。

ケット・シーのパートナーを切望していたニーナと出逢って以降、いつでもどこでも、もふもふされている。

新時間軸に時空跳躍した際、ふたりは記憶を失ったものの、絆は保持。

旧時間軸の記憶を保持している大天使ウリエルの思惑を受ける形で、早々に〝真実〟の数々を告げられ、それ自体には半信半疑ながらも世界を絆ぐ虹天使あるいは聖女として活動している。

ニーナ・シトリー

Name Nina Shitori
Voice 久野 美咲
Temper 猫信仰 博愛
Memo 貧民街で生まれ育つ。発育不良。
感情が昂るとガラが悪くなる。
義父のせいで日本語の語尾がおかしい。
旧時間軸については半信半疑。
Favorite コロッケ
Birth 2.7(水瓶座)15歳 ♀
Size 144cm 64-51-66
Job ペンドラゴン使徒教会 元・筆頭宣教師
白の世界の「虹天使」 青の世界の「聖女」
Family 父(アダム・ペンドラゴン≒ガブリエル)
姉(≒ハナエル) 姉(≒バキエル)
Memory 旧時間軸の記憶消失

メインクーン

Name Mainecoon
Voice 村川 梨衣
Temper ちゃっかり 適当
Memo 白の世界に悪名を轟かせる泥棒猫。
エンジェルのリアンとは腐れ縁。
ニーナの補佐を条件に無罪放免。
危険を察知する感覚が鋭い。
Favorite またたび
Tribe 白の世界 ケット・シー ♂
Memory 旧時間軸の記憶消失

ニーナ・シトリーの軌跡

000 ロシア生まれ。
001 物心ついた時に両親はなかった。信じられるものは路地裏で朝晩をともにする野良猫だけ。毎日を窃盗で食いつなぐ、荒んだ幼少期を送る。
002 巡礼の旅をしていたアダム・ペンドラゴンを襲い、なけなしの金品を奪い去る。一週間に及ぶ逃走の末に捕まり、観念。謝罪するとあっけなく許されたばかりか、施しを受けた。深い慈悲に心を救われたニーナは、以後、彼に付き従う。
003 10歳の誕生日を機に、正式にペンドラゴンの養子のひとりとなる。義姉カプラ、義妹イサナとの邂逅。
004 ペンドラゴンがそれまで信仰していた宗教の解釈を変え、〝天使が人類を救済する〟という教えを説くようになり、異端扱いされる。彼は地位も名誉も失ったが、ニーナたちは心の支えであり続けた。
005 ヨーロッパ圏から逃れるようにして行き着いた南米アルゼンチンにて、ペンドラゴン使徒教会が設立される。
ブラックポイント発生。ニーナ12歳前後。
006 アルゼンチンに発生した白の世界のブラックポイントからエンジェルが現れ、天使を崇拝する新興宗教は異端扱いから一転、たちまち注目の的へ。迷惑を顧みずに他世界との争いを繰り広げる赤の世界、青の世界、緑の世界、誰彼構わず危害を加える黒の世界と対象的に、白の世界のゼクスは現代世界の人間をゼクスによる災害から積極的に護っていた。使徒教会が支持される地盤は出来上がっていたと言える。
007 白の世界のゼクスに、歩いて喋る猫のような種族ケット・シーが存在することを知り、胸躍らせる。
008 信頼関係そのものは揺るがないが、これまで完璧な男性だと信じて疑わなかったペンドラゴンの、人としてダメな部分に気付き始める。
009 使徒教会が拡大の一途。ペンドラゴンは三人の娘を筆頭宣教師とし、自身に代わって世界各地へ派遣すると発表。特に重要度の高い日本を任されたニーナは、義父の偏った知識に基づく日本語を教え込まれた。
ブラックポイント発生から1年経過。ニーナ13歳前後。
黒の世界の枢要大罪“傲慢”ルシファーと“強欲”マンモンが赤、青、白、緑の世界に対して全面戦争を宣言。
緑の世界と自衛隊東北方面隊が連携し、福島と群馬・栃木・茨城の境界付近へ防衛線を設置。
010 最初の天使が生まれたとされる聖地「大阪」へ移住。新たに築かれたペンドラゴン使徒教会大阪支部にて宣教を開始した。にゃんこ口調の可愛い宣教師として評判になり、瞬く間に信者を獲得していく。軽い社会現象に。
011 神戸の弓弦羽孤児院で職員として働く九大英雄マリー・アントワネットを慰問したついでに、九大英雄アナスタシアがペンドラゴン使徒教会大阪支部を訪問。〝魂を継ぐ者〟へ激励を行い、立ち去った。英霊が立ち寄る教会として、さらなる話題を呼ぶ。
012 街中で発生した虚のさざなみから、咄嗟に展開した結界で一般市民を救助。ニーナ本人も〝初めて〟の出来事に驚くなか、肩書きに「奇跡を起こす聖女」が加わり、救世主の降臨などとまくし立てるマスコミが急増。使徒教会近辺はパニック状態へ陥り、宣教どころではなくなった。
013 立て籠もって震えていたニーナの元へ、十二星聖“磨羯宮”ハナエルが降臨。憧れていた天使との邂逅よりも、義姉カプラとそっくりな顔立ちに驚くニーナを、白の世界へ連れ去った。
014 白の世界の四大天聖“地”ウリエル、“火”ミカエル、“水”ガブリエル、十二星聖の“双魚宮”バキエル、“宝瓶宮”ガムビエルが待つ神殿へ。ただでさえ崇拝している天使の中でも、特別に高位の者たちが居並んでいる。しかも、義理の家族とそっくりな人物ばかり。驚喜と困惑と興奮がないまぜとなり、ニーナは気を失った。
015 時を改めた、会談の場。未来が白の世界へ進んだ場合、ニーナの家族はいずれも天使へ昇華し、ガブリエル、ハナエル、バキエル、ガムビエルとなる。重い真実を極めて軽いノリで明かすミカエルとは対象的に、ウリエルは厳かな口調で数々の〝真実〟を共有し、白の世界のみならず全世界への協力を要請した。悩んだ末に承諾したニーナは、人間でありながら「虹天使」の地位を獲得。
016 白の世界での日々。精神力の強いエンジェルが庇護者として政治を行い、ガーディアンが公務をサポート、直立二足歩行の猫ケット・シーが駆け回る。非日常はそれくらいであり、人口の大半を占める普通の人間は普通の生活を営んでいる。文明レベルも現代世界と大差無かったが―― 誰もが平和を謳歌していた。
017 使徒教会近辺のパニックが落ち着くまで特にすることもないため、権限を使って「ニャインライブズ」制度を導入。好みのケット・シーを探し始める。
ブラックポイント発生から2年経過。ニーナ14歳前後。
神の降臨と帰還。人類に対する憎悪と恐るべき能力を知る機会は訪れなかった。
黒の世界が青の世界勢力圏である静岡・山梨へ侵略。緑の世界と黒の世界が激突する北関東エリアと合わせ、「極限危険地帯」に指定される。
018 いつの間にか装着していたリング・デバイスを持ち逃げしたケット・シーと、一週間に渡る大捕物。根負けする形で降参したケット・シーはメインクーンと名乗った。白の世界は泥棒猫のメインクーンをニーナの補佐役に指名。パートナー関係を結ぶ。
019 青の世界の革命戦が終結。他世界との交流が始まり、特に青の世界のアドミニストレータ ポラリスは白の世界のミカエルと懇意となる。両者の仲が切っ掛けとなり、ポラリスはニーナの展開する不思議な結界が、誰も知らない青と白の融合技術であると見抜いた。
020 虚数力学の確立とともに解明された技術は「虚数シールド」と命名され、のちに青の世界の治安維持部隊カーバンクルなどへ配備されることとなる。優秀なゼクスが展開するものより強固であり、物理的なガードにも転用可能なニーナの虚数シールドは「聖女結界」と呼ばれ、区別された。いつしかニーナ自身も「聖女」と呼ばれるようになる。
021 現代へ帰還。筆頭宣教師としての役割を終えたとして、義父へ辞任を伝えるとともに、すぐさま技術交換要員として青の世界へ出立。ペンドラゴン使徒教会大阪支部の宣教師後任として、青の世界から天竜ゆたかが派遣される。
022 青の世界が治安維持部隊を組織改変。現代世界の若きゼクス使いで構成される治安維持部隊フォルセティに所属したニーナは、戦斗怜亜、雷鳥超、獅子島七尾とチームメイトに。怜亜に〝5歳も年上に見えない!〟と驚かれ、キレた。
ブラックポイント発生から3年経過。ニーナ15歳前後(B44「邂逅<ワールドリンク>」前後)。
現代世界の英雄として名を馳せる都城出雲が、赤、青、白、緑の世界へ「四世界議会」の締結を打診。黒の世界を討つための同盟提案に対し、赤の世界の三賢哲セーラ、青の世界のアドミニストレータ ポラリス、白の世界の四大天聖ミカエル、緑の世界の八戴龍王 和修吉による調印がなされた。和修吉はその後、議員の座を辞退している。
023 四世界サミットの警備任務へ。表向きには明かされていないが、サミットはある作戦を遂行するための陽動であるため、多数の治安維持部隊が投入される注目のイベントとなった。四世界議会の主要人物が不在の会場でやりたい放題のメインクーンが、会場装飾に使用されている金品を片っ端から持ち逃げしようとする。
024 黒の世界の枢要大罪ベルゼブブ率いる魑魅魍魎が四世界サミット会場を強襲。大罪の使徒グロリアを迎え撃つニーナの傍らには、白の世界を守護する竜の巫女ニノ。一方、グロリア側にも黒の世界を守護する竜の巫女バラハラがついていた。目隠し状態にも関わらず手足のように銀の鎖を駆使するグロリアと艶めかしいバラハラの戦技に翻弄されるが、ニーナとメインクーンも初の実戦とは思えない連携を見せる。
025 膠着状態を嫌ったグロリアが目隠しを捨て去り、野獣のような獰猛さで肉薄。俊足のメインクーンをものともせず、聖女結界の内側へ追い込んだ。しかしながら、ニーナに〝最期の想い遺し〟を聞いたことで彼女の悲惨な幼少期を知ってしまい、嗚咽にむせびながらイリューダ・オロンドに引きずられて戦場を離脱している。
026 ベルゼブブと交戦中の仲間の元へ。捕食対象とされないよう、聖女結界でヴェイバトロンをコーティング。会場のものをあらかた胃に収めたベルゼブブは腹八分目で納得し、黒の世界の軍勢を撤退させた。
027 シンクロトロンのサブパイロットとなる。ニーナは操縦そのものには関わらず、聖女結界によるフォルセティ全体の防御を担当。
028 出撃指令を受け、現場へ。別時空からの来訪者と思しき5組のパニッシャーが、炎と氷を纏った両腕を振るいながら禍々しいブレスを吐くドラゴン相手に戦っていた。友軍であると判断され、共闘体制を取る。
029 仲間と話し合い、ドラゴンを完全討伐せず無力化する方針となる。鬼神野シュリの鬼神野流秘剣「海月(マリンムーン)」とニーナの聖女結界であらゆる攻撃を完璧に防ぎ切った。一般市民への被害も最小限に留まる。
030 時間切れとなったパニッシャーたちが強制送還される際に発した光でドラゴンが硬直。その隙を逃さず、ローレンシウム、サイクロトロンとともに渾身の三連撃を与える。
031 ドラゴン形態から少女の姿へ変じた人物はリルフィと名乗った。彼女を操っていたトライバル・トランサー(TT)は治安維持部隊カーバンクルに捕縛された。
032 護送中のTT姉妹が逃走。カーバンクルを襲った急激な倦怠感は、枢要大罪“憂鬱”アスタロトの仕業だった。
033 精神汚染を振り撒きながら彷徨う魔人の討伐指令が、帰還したばかりのフォルセティに下る。無策のまま近付いても、行動不能に陥るのは確実。事故現場へ向かいながら、対策を議論した。
034 討伐作戦開始。シンクロトロンから射出されたニーナは、メインクーンとイグニッション・オーバーブースト。虚数シールドを足場に軌道修正しつつ、神速でターゲットの上空を目指す。唯一無二の聖女結界は“憂鬱”の精神汚染をものともしない。
035 撥ね飛ばされて無防備な“憂鬱”とすれ違いざま、神祖の仮面を持ち逃げ。勢い任せに投げ飛ばした。権能を失った枢要大罪“憂鬱”アスタロトは、魔人ソリトゥスへ回帰。初めましてのはずなのに、長い時間をともに過ごしたような親しみを、ニーナとメインクーンは感じた。
036 きさらの絶叫。さらなる上空に多数の流星が出現していた。無敵の聖女結界も巨大隕石の質量に対しては、気休め程度にしか感じられない。
第6星界に流星雨が降り注ぐ(枯樹星華編 IG01「ユニゾンドライブ」前後)。
隣接星界である第5星界が第4星界に呑まれ、生命を拒む「シゴ星界」と成り果てる。直後、リング・デバイスが第4星界の管理者U-cthurus(ユークトゥルス)からの宣戦布告を受信。嘲るように〝第6星界の勇者を待つ〟と語った。挑戦権を有するのはリング・デバイスを装着する24名のゼクス使いから10名のみ。
037 巨大隕石が聖女結界を破壊した瞬間、周囲の景色が一変。なにもかも枯れ果てた大地となる。超、きさらが見当たらない。治安維持部隊との連絡は不通。高速で接近する五色のリソース反応。リング・デバイスにも〝Unizon Drive !!〟のアップデート表示。反応希薄な怜亜と七尾に、渾身の〝おんどりゃかちまあすど!!〟を飛ばした。
038 邪神竜を巡って共闘し、パニッシャーと呼ばれた少女たちと再会。第4星界に呑まれた第5星界、シゴ星界なる領域へ迷い込んだのだと知らされる。怜亜、七尾とともに、星界難民が集まっている富士御崎学園へ。
 
同行 戦斗怜亜+ローレンシウム,獅子島七尾+シンクロトロン,ニーナ・シトリー+メインクーン
座標 シゴ星界(嫉妬の破片/富士御崎学園)

旧時間軸(E38・B43以前)