CHARACTER

2024.08.28 【 2026.08.24 update

リーザ・ブリュンヒルト [第3星界]

最先端医療技術を駆使して人を救う医師「リーザ・ブリュンヒルト」最先端医療技術を駆使して人を救う医師「リーザ・ブリュンヒルト」

リーザ・ブリュンヒルト

リーザ|サンプルデッキ

プロフィール

安心して。私たち医者は君の味方だからね。

 名門十三貴族の一員。代々医療に携わる家系であり、尊敬する両親に倣って医師を目指した。

 人望厚く、人ならざるものからも好かれがち。3匹の精霊【ミニョン】が、いつも側に隠れている。

 外見に違わずしっかりした大人の女性だが、可愛らしいものに表情が緩んでしまう一面も。

 頼れるお姉さんのイメージを守るため隠しているつもりだが、まったく隠せていない。

 戦争ゲーム初回からの常連代表選手。幾度目かの出場時に片目を失った心の傷は、未だ癒えない。

 二度と重傷者を出さないよう、他国で学んだ最先端医療を駆使し、いかなる状況にも対応する。

リーザ・ブリュンヒルト

Name Lisa Brunhild
Temper 真面目 平和主義
Memo 争いを好まない。
注射の腕が天才的。
初対面の子供には高確率で怖がられる。
非常に可愛らしい容姿の兄がいる。
Favorite 寿司 緑茶 みかん
Birth 11.14(蠍座) 25歳 ♀
Size 174cm 79-57-84
Job 医師
Family 父 母 兄

精霊の子供たち(シアン&フザン&グノン)

Name Chien / Faisan / Guenon
Temper おっとり / 甘えんぼ / しっかり者
Memo 犬・ひよこ・ハムスター。
リーザから引き離されると落ち込む。
言葉は話せない。
リーザを支える気持ちは人一倍。
Favorite クッキー / リーザが食べているもの / くるみ
Tribe 精霊の子供

白の国 : エデルイス公国

 ――この国では、道徳こそ正義である。

 エデルイスは数多くの高山に囲まれ、五つの国で唯一、雪に全土を覆われた極寒の地。

 遠い昔の革命をきっかけに、民の権利と平等性に基づく倫理観を発展させた。培われた騎士道精神で、他国が数々の天災に見舞われるたび、幾度も手を差し伸べている。

 一方、白の国が第4星界由来の天災に見舞われた回数はゼロ。大雑把で陽気な国民性をつくり上げた。

 名門十三貴族による議会制が採用されており、それぞれの代表から国民投票で選出された者は、騎士団長の名乗りを許される。最終決定権は騎士団長にあるが、基本的には十三人による合議制。

ルイース・クレーム

Illust. 桃稚ちあ

 現・騎士団長、ルイース・クレームは25歳。しかしながら、ひとたび眠りに就くと冬眠したかのように、数日間は目覚めない原因不明の病を患っている。外見年齢や知能は7~9歳程度。

 戦争ゲームも〝ゲーム感覚〟で臨んでおり、ティアリの脅しが本物であるとは露ほども考えていない。

 騎士団長への選出も〝眠り姫〟〝現役アイドル〟という愛らしさと、危機感の薄い国民性に起因する。

 戦争ゲームランキング「3位」(2026.夏時点)(▼)

 戦争ゲームランキング「2位」(2024.夏時点)

リーザの物語

〉〉〉〉 はじまり

〉〉〉〉 それから

「精霊癒術でも呪いを除くのは簡単じゃない。ルイース、リタイアを提言するよ」

 マギアテ連邦のプレイヤー、ミスティカの大剣はそこらの代物とは一線を画す。魔剣だと予想された。

 かつて強大な魔法に伴う呪いを受けた経験のあるリーザだからこそ、危険性を肌で感じている。ミニョンたち精霊も一様に警戒を示した。

「……皆には、私のようになって欲しくないからね」

「かためをうしなった件か……。あいわかった。リーザが言うならまちがいはなかろう」

「ありがとう。正確な情報を入手し、対策を立ててから臨みたい。前線で戦う仲間のためにもね」

 エデルイス公国陣営の総撤退は、即ち、以降のポイントが一切稼げないことを意味する。他国の指導者ならば、順位が転落する決定を渋ったかもしれない。

 けれども、幼さゆえに思考力・判断力に欠けるルイースは、信頼するリーザの意見を即断で採用した。リーザもまたティアリの真意を知らずにいるため、慎重な提言となったのではあるが。

「私が知る限り、おそらくあの子は初参加。何故あのように危険なものを持たされているのだろう。再会の機会があれば詳しく聞きたいが……」

◆ ◆ ◆ ◆

「ふぅ」

 院内の私室に引っ込んだリーザは、勢い良く簡易ベッドへ倒れ込んだ。

 大勢の避難民収容が完了し、ようやくまとまった休憩時間を得られたのである。

「ここの提供も考えたが、取り敢えずは部屋が足りて良かったよ」

 窓の外は白に染まっている。ほかにはなにも見えない。

 いつも雪に閉ざされているエデルイス公国でも、歴史的に類を見ないほどの豪雪に見舞われていた。

「季節外れの豪雪に驚かされたが、蓄えはある」

 いままで他国のような天災を免れて来た公国にも、万が一の備えはあった。

 これまでは支援に回していた物資を、初めて自国民のために使用したこととなる。

「怪我も辛いだろうけど、干魃や疫病よりはマシだったと考えよう……。みんなもお疲れ様だ。寒い中、救助活動を手伝ってくれて本当にありがとう。……少し休もうか。寝られる時に寝ておこう。おいで」

 ミニョンたちがリーザ目掛けて飛び込む。

 腹や頬に寄り添う温もりを感じながら、リーザの意識はすぐに落ちた。

◆ ◆ ◆ ◆

「ふあぁ……。思ったより寝てしまったかな……」

 ミニョンたちが動いたのを感じて、目を覚ます。

 疲労が多少抜けている。おそらく1時間以上は眠っていただろう。ゆっくりと瞼を開け、起き上がり――

「おはようございます、リーザちゃん~」

「……ん。んん? ひゃあっ!?」

 少しぼやけた視界の中に人影を捉え、リーザは簡易ベッドから落下しそうになった。

「し、失礼! 人がいるとは思わなかったもので! し、しかし、どうやって私の部屋に……。関係者以外は入れないはずですが……」

「いえいえ~。こちらこそ急にすみません~。顔パスで通っちゃいました~」

「ティアリ殿!?」

 のんびりとした特徴的な話し方には記憶がある。

 ルイースが騎士団長に就任した直後、ティアリとの面会に同席したため面識はあった。精神年齢の未熟さに加え、眠り病という特殊な境遇の親友を支えたかったのである。

「お久しぶりです。ルイースに用事があるようでしたら、ここにはおりませんが」

「違います~。リーザちゃんに会いに来ました~」

「そうでしたか。なんの準備も出来ずに恐縮です。使い古した椅子で申し訳ありませんがお掛け下さい」

 速やかにクッションの位置を整え、リーザは来客のティアリを座らせた。

 ほかに椅子はないため、自身は彼女の前にひざまずく形である。

「あら。かしこまる必要はありませんのに~」

「いえ。高いところからになってしまいますから。それで、どのようなご用件で……?」

「各国の代表者とMVPの皆さんに、お願い事があるんです~」

「白の国において、今回のMVPはルイースです。私は選ばれていませんが……?」

「代表者以外にも有能な人材が必要でして~。ルイースちゃんが〝ひとりえらぶのか。ならばリーザだ〟と~」

 ティアリの物真似に、ルイースの姿を想像したリーザは頬を緩めた。

「経緯を把握しました。であれば、願いが果たされるよう誠心誠意尽くします。詳細をお聞かせ下さい」

「お願い事はふたつです~。ひとつは合同戦闘訓練~。MVPの5人を招集して、仮想敵と戦ってもらいま~す」

「私は医療班です。戦闘の心得はありませんが……」

「厳しめの訓練なのと、今回のMVPには子供もいますので~。リーザちゃんのように優秀なお医者さんがいてくれると安心です~」

「勿体ないお言葉です。喜んでお請け致します」

 戦闘訓練と銘打たれると心許無いが、医療班としての参加ならば話は別だった。口調こそ落ち着いているが〝喜んで〟に含みがあるのは内緒である。

 自信を持って了承し、別件の説明を促した。

「もうひとつを伺っても?」

「巡業公演をしてほしいんです~」

「……巡業、公演……?」

「歌ったり踊ったり~。いつもルイースちゃんがしてるようなのを、各国が誇る皆さんご一緒に~。リーザちゃんは子供相手にたびたび演技や歌を披露しているようみたいですし、余裕じゃないですか~?」

 リーザの表情が引きつる。流石に想定外だった。

 極端に冷めた反応も想定外だったのか、ティアリが慌てて付け加える。

「ああっと~! 公演の方はルイースちゃんメインですよ~!」

「で、ですよね! し、しかし、私などにそのような大役、務まるのだろうか……」

「ルイースちゃんとリーザちゃん。並んだら可愛いでしょうね~」

「かわっ……!?」

「病院が心配でしたら、留守はてぃありんが預かります~。なにを隠そう全知全能ですので~」

「いや、そういう問題では……」

 可愛いものを愛でることなら多々あるリーザだが、自身がそう言われる機会は極めて少ない。少なくとも大人になって以降はとんと記憶に無かった。

 慣れない言葉に動揺を隠せないところへ、ティアリがさらなる殺し文句を重ねた。

「ルイースちゃんも〝リーザとうたいたい!〟って言ってましたよ~?」

「ぐっ……。……確かに主治医として、ルイースの傍にいる必要はあるだろう……。いや、しかし、だからと言って……。ううぅ。……承知しました。巡業公演についてもお請けします」

「良かったです~。五カ国中継を楽しみにしてますね~」

「…………。期待に添えるよう、善処します……」

 嵐のように去っていったティアリを見送り、リーザは深く息を吐いた。

「他国の者を交えるとなると、戦闘訓練にも高い練度が求められる。しかし、だ。それにしたって、だ。ルイースにいろいろと教えを乞うかな……」

◆ ◆ ◆ ◆

 そして、特別戦闘訓練当日を迎える。

「ふふ。ふふふふふ。先のゲーム中では怪我人の治療優先。交流の機会は無かったが……。みんな可愛いなあ! こう言ってはなんだが、眼福だよ。うん……!」

 リーザは極めてご機嫌だった。

 他国のMVPはみんな年下。保護者のつもりで気をひきしめねばと思う一方、ミスティカ、アドミラリ、コレットの3人がツボに入った。しかも、子供たちは子供たち同士で仲良くなっている。

 幼い頃のルイースと自分を思い出し、気を抜くと口角が上がり続けていた。

「……とはいえ、だ」

 同時に、彼女たちが抱えている歪みも見えて来る。

「コレットちゃんは危機感ゼロ。ミスティちゃんの魔剣は呪いの源泉。妹のアドミラリちゃんが抱える盾も、曰く付きのようだが……。みんなはどう思う?」

 精霊ミニョンたちに意見を聞いてみたところ、3匹とも肯定した。

「やはりそうか。加えて、ミスティちゃんは精神的に追い詰められているように見える……。うーん。情報収集も大事だが、むしろカウンセリングが必要だな。訓練終了後にはなってしまうが……」

 先の戦争ゲームでは、ミスティカが暴走状態に陥っていたとの事後報告もある。

 魔剣の餌食となったプレイヤーが数名、それぞれの国の病院送りになったとも。

「初命さんとアリシアさんには、訓練に集中してもらうとして。後方支援の私が注視しておかなければな」

 気を引き締め直したリーザは、自衛のために持参したごく一般的な剣の柄を撫でた。

サンプルデッキ カードリスト(IG14)

デッキ

No.カード名枚数
E50-036ミニョンに内緒のハピネスタイム4
E50-013守り抜くミニョン グノン4
E50-014ミニョンに評判のお点前 リーザ4
E50-037歴史を巡るミニョンとリーザ2
IG06-042急行するミニョン グノン&フザン4
IG14-011ネクストスター ミニョン&リーザ2
E50-015刻まれた傷 ミニョン&リーザ1
IG06-007運命に立ち向かう リーザ1
IG07-058鉄拳粉砕!1
IG06-065騎士団長への謁見 ミニョン&リーザ3
E50-012可愛いに目がないミニョンの主3
G45-009羽ばたくミニョン フザン4
IG09-065頑張る君に ミニョン&リーザ3
IG06-026ラブリーメディック ミニョン2
IG14-033聖癒創成 ミニョン&リーザ3
IG06-041運命を拓く者∀リーザ4
IG06-025白の国の聖医 リーザ3
E40-042待ち合わせはいつもの場所で1
G44-016騎士団長 ルイース・クレーム1