公認大会 2015.07

公認大会 ストーリー&ミッション

[ 2015.06.11 掲載 / 2015.08.21 更新 ]

[ 2015.08.21 追記 ]
・結果を掲載しました。

2015年7月1日(水)から配布される公認大会PRカードは、
緑のゼクスカード P12-015「探蜂兵スカウトシーク」です。

状況に応じて結末が変わるバックストーリーのプロローグと
ストーリー改変ラインについてお伝えします。

2015.07 STORY

紅姫の魂

「悪い物の怪との戦いだけど、なぜ勝てなかったか分かる?」

 魔蜂姫ヴェスパローゼの問いかけに、百目鬼きさらは首を振った。
 甲虫女王ヘルソーンについて探りを入れてきた剣淵相馬と戦闘になり、結果的に敗北を喫した件である。

「答えは簡単。あなたが弱いからよ」
「…………」

 冷たい口調で責められ、きさらが言葉に詰まる。

「3年近くも面倒見てあげたのに、あなたは私の期待を裏切った。
 未だに信じられないわ。あの圧倒的戦力差をものにできないなんて……。
 利口で才能のある子だと思っていたけれど、どうやら私の見込み違いだったようね」

 胸の奥に “悲しい” という感情が湧き上がる。
 しかし、その感情をどう表現したらいいのか分からない。
 拾われてすぐの頃、涙を流したらひどく怒られた。

 “うるさいから” と。

「ぅゅ……」

 きさらはうつむき、地面を眺めた。

「だけど、猫のライカンスロープを追い詰めた手際は悪くなかったし、
 剣淵相馬とかいう凶悪極まりない物の怪が、特殊個体だったのは確かよ。
 運がなかったと思っておくわ」

 きさらがハッと顔を上げた。
 赦されたことに、思わず口元が緩む。

「……だけど、次に失敗したら、あなたのことは見捨てる。いいわね」

 悪い物の怪のせい。
 悪い物の怪のせいで怒られた。
 悪い物の怪を見たら、絶対に消す。
 きさらは心に誓った。

 表情を固くしたきさらの代わりに、ヴェスパローゼが笑みを浮かべる。

「あの戦いで、きさらはロイヤルブリゲイドのほかに、スカウトシークも差し向けたわ。
 時と場合によるけど、基本的にあの子たちは戦闘に不向きよ。
 本来の役割は索敵」

 聞きなれない言葉に、きさらが首をかしげる。

「索敵っていうのは、私たちの敵、悪い物の怪を探すこと。
 そして悪い物の怪の中でも、最上位にある存在が《紅姫》。
 もちろん知ってるわね?」
「ぁぃ」
「紅姫は何度倒しても転生する厄介な存在よ。
 残念ながらその邪悪な魂を滅ぼすことは、できないわ。
 だから、あなたの力で魂を抜き取り、封印する」

 何度も聞かされてきた、自分の役割。

 きさらは陰陽道に通じる家系の中でも、特に優秀な素質を持って生まれた。
 生物の魂と対話し、魂を肉体から抜き取ることができる。
 その能力を持つ限りヴェスパローゼに見捨てられることなど、絶対的にあり得ないのだが。
 幼いきさらが彼女の思惑に気付くわけもなかった。

「この世界で紅姫の魂を持っているのは、青葉千歳」
「ァォㇵ…ㇳ…?」
「あ、お、ば、ち、と、せ。それが “紅姫” の名前。覚えておくのよ」
「ぅぃ」
「一刻も早く、スカウトシークに発見させるの。できるわね、きさら?」

 少女は深く頷いた。

2015.07 MISSION

スカウトシーク

Illust. K2商会

達成目標

7月度公認大会の参加者数によって「探蜂兵スカウトシーク」の働きっぷりが変わります。
全国のカードショップで開催される公認大会に参加して「百目鬼きさら」を応援しましょう!

青葉千歳を発見せよ!

10,000人 未満 千歳が見つからない。きさらがおしおきされてしまいます。
10,000人 達成 千歳を発見。ブースターパック第15弾で、きさらが描かれた「イベントカード」が追加されます。
12,500人 達成 千歳を発見。ブースターパック第15弾で、きさら関連の「ゼクスカード」が追加されます。
15,000人 達成 千歳を発見。ブースターパック第15弾で、新規能力の「ヴェスパローゼ」が追加されます。

結果

残念ながら、12,500のラインへわずかに届きませんでした。

スカウトシークにより千歳発見は果たされたようですが、やや手こずった模様。
先の戦いで相馬に負けてしまったこともあり、きさらは自信と戦意を喪失してしまいました。

このままだと、きさらを思うように動かせなくなるかもしれないと悟ったヴェスパローゼは、
少し異なるアプローチを試してみることになるのですが、
それはまた別のお話。

というわけで――

きさらが描かれた「イベントカード」がブースターパック第15弾に登場決定!

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